【データ分析】2023年を振り返る ー三好匠内野手ー
どうも、キュプリーヌス(@cyprinus_wrc)です。
昨年はブログでデータ分析記事を上げていたのですが、今年はnoteの方で上げていきたいと思います。
今日は三好匠内野手です。
選手詳細
三好 匠(みよし たくみ) 内野手 30歳 174cm84kg 右投右打 2011ドラフト3位
基本成績
寸評
堅実な守備で試合終盤のチームを支えるいぶし銀。今年は一軍出場はなしに終わり、二軍でも打率.103と結果を残すことができず、シーズンオフに構想外を通達されると、現役引退を決断した。来年からは一軍内野守備走塁コーチに就任する。
分析
Pitch Value
2シーム・カーブ・フォーク・シンカーがプラスとなりました。2シームは被投球数が少ないこともあり、やや極端な数字となってしまっています。
Plate Discipline
コンタクト率・空振り率・Whiff%がやや悪化しており、昨年よりも空振りが多くなっていたことが分かります。スイング率が上昇して平均以上となっており、今年はどちらかというと積極的なバッティングスタイルだったことが推測されます。
Batted Ball
昨年はフライボールヒッター、今年はグラウンドボールヒッターとなっています。今年はライナー率が高くなっており、昨年より捉えた打球が多くなっていたことが推測されます。
打球方向は、昨年に続いて引っ張りが最も多くなっています。強く引っ張った打球が多くなっていたことが推測されます。
打球の強さは、Hard%が47.6とかなり高くなっています。やはり強い打球が多くなっていたようです。
Advanced
BB/Kは昨年よりは良化しましたが、未だに平均以下となっています。選球眼にはやや課題があったようです。打率などのスタッツは非常に低くなっていますが、ISOは高くなっており、長打力は有していたことが分かります。
SPDとUBRは平均以下とマイナスとなっており、走塁面でも結果を残すことはできていなかったようです。
Fielding Standard
昨年に続き、内野の4ポジションに就きました。サードのイニング数(Inn)が96.1と最も多くなっていますが、エラー(E)は2つとなっており、少し寂しい数字となっています。
Fielding Advanced
ほとんどのスタッツが悪化となっています。出場機会の少なさにより数字が伸びづらいということもありますが、自慢の守備にも衰えを感じたことで、引退を決断したということも考えられます。
まとめ
打撃面では、Hard%は上昇するなど内容的にはそこまで大きな衰えは見られませんでしたが、守備面ではかつてのような数字を残すことはできていませんでした。チーム事情もあって構想外となり、現役引退となりましたが、来年からはコーチとして現役時のようにチームを支えてもらいたいところです。
画像引用
データ参照
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?