それ

画像1 「それ」が分かるものは少ないだろう。「それ」や「これ」が、何を意味するか、「私たちが」抱えている問題も分からないだろう。短絡的にこの詩を読む者にとって、これらの会話が微妙にズレている理由が分からないだろう。言葉のために言葉を重ねないでくれ。そうして、関係性の罠が、反歌で回収される。主の陰府降りは、歴史的救済の最大の恵みだ。翻訳体とも言えるかもしれない。しかし、これの発想は、日本語からである。つまり、翻訳体の克己である。

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