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この冬…最初の雪を見て

こんにちは。こんばんは。
今回は、初雪について話していきたいと思います☃


今日、わたしの住んでいる地域でも雪が降りました。この冬の初雪です。
ここ数年を見ると、今年は割と早くに雪が降ったように思います。

以前のブログで、抗がん剤の副作用で足もとがおぼつかないから、冬場の転倒には注意しなければいけない話をしました。
その時に、雪が積もるの嫌だな〜という事を言いましたが、なぜか初雪だけは違います。


その年の初雪を見ると「雪だー!」ってなるんですよねww
真っ白な雪が舞い降りてくるのが綺麗に思うし、寒さも含め「冬だな〜」って噛みしめるように感じるんです。

あまりにも降ると雪かきが大変だし、車の運転もスムーズにいかないから雪が嫌に思いますが、この初雪だけは感動します。
一時的なものだったので積もるような雪ではありませんでしたが、綺麗だったなぁ…

窓から見る雪は粒が大きくて、フワフワしていました。
外は寒いはずなのに、なんだか温かい気持ちになりました。


わたしは、医師が示した抗がん剤治療の選択肢をとらなかったら、今日の初雪は見れなかったかもしれないです。
あの時、医師が最善の治療として抗がん剤を勧めてくれたおかげです。

手術の選択肢ではなく抗がん剤治療。
まずは命を延ばすことを第一に考えて、医師と私と奥さんで決めた結果でした。
そして、医師の言う抗がん剤治療に賭けようと信じた瞬間でもありました。

でも、その選択は間違っていませんでした。
わたしの病状にはベストでしたし、思ってもみなかった回復に向かいましたからね。
もちろん、だからと言って癌が一筋縄ではいかない病気であることは理解しています。


だけど、今日の初雪を見たとき、今年わたしは生きたんだなって思いました…w
そういった意味では、これまで見てきた雪とは違う見え方があったのだと思います。

癌という病気によって、常に命の限りが付きまとっていますが、わたしは来年もその次の年も、初雪の感動に触れていたい。
世界中のどの国にもない、ここ日本にしかない春夏秋冬を感じていたい。

いま、心からそう思います。
わたしが見たこの冬の初雪は、ほんのわずかな時間ではありましたが、そっと心に癒やしをくれるものでした。


季節というのは綺麗な景色の姿を見せてくれるだけではなく、癒やしや感動も与えてくれるものですよね。

また、季節ごとの思い出を作り出し、その年の振り返りや追憶の日々を思い起こさせてくれるものです。
それは、とても柔らかい光に包まれたような温かい時間であります。

まだまだ冬は続きますが、この冬最初の初雪を一生忘れることはないと思います。
それだけ特別な初雪だったから…w


はい、それでは今回はここまで。
また次のお話で会いましょう☃✻



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