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日米交渉1941 -9- (草稿)

日米交渉に於ける、日米諒解案の行く末は、日本側の松岡洋右外務大臣による改竄、並びに、アメリカ側も、未だ政府公認ではなく、非公式の外交文書であるとの認識から、先行きの見えない暗澹とした状況が続いておりました。

さらにこの頃、日米両国においての懸案事項は、日米交渉そのもの、すなわち日米2国間の交渉だけではありませんでした。

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