和・洋・中全ての文化が融合した部屋の数々をとくとご覧あれ!起雲閣を紹介します♪(見学編)
どうもみなさまこんばんは(^^♪
旅ライターのてっぴいです!
熱海の観光スポット・起雲閣の紹介!
本日、第2回目です!!
いよいよ今回は建物に入館していき、その素晴らしい部屋の数々をじっくりと紹介していきます!
前回の歴史編で危うく口を滑らしそうになったあ~んな見どころやこ~んな見どころも…ぐへへ...🤤
おおっと!!!笑
ついうっかり若干怪しい部分が出てしまいましたが、気を取り直して早速いってみましょう~🤣✨✨笑
熱海における著名な別荘であり、旅館として実際に営業もされていた大正・昭和の名建築『起雲閣』。
実際に入館して見学した模様を、今回は部屋ごとに紹介していくスタイルで記事を書いていきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
①和室「麒麟」
最初に紹介するのは、和室「麒麟」。
古き良き日本の純和室の雰囲気を感じる麒麟は、起雲閣の一番目の所有者である内田信也の時代からあったもの。
実母の静養を目的として建てられた❝別荘❞は、当時としては時代の先をゆくバリアフリーの設計にもなっています😳
また写真でも目を引く一面青の壁紙は、「加賀の青漆喰」と呼ばれる石川県加賀地方に伝わる伝統的な技法を取り入れています。
②和室「大鳳」
和室「麒麟」の2階部分にあたる大鳳の間。
前回でも触れましたが、太宰治が起雲閣に宿泊した際に実際に泊まった部屋がこちらの大鳳であると言われています(`・ω・´)
晩年の太宰は執筆の為、今回紹介しているの起雲閣に長く滞在したとの記録が残っていますが、長期滞在していたのは、現存しない起雲閣の別館の方でした。
(※起雲閣の別館は現在の熱海駅北西の高台にあったと言われています。)
ちなみに起雲閣に滞在中の太宰は、そこで自身の代表作である『人間失格』を執筆したと言われています。
③洋館「玉姫」・「玉渓」・「金剛」
前回も登場しました!
上の写真は、洋館「玉渓」の間を撮影したもの😊📷✨
ここから二代目の起雲閣所有者である根津嘉一郎によって後から建築されたエリアになります。
こちらの洋館の間こそがまさに!
大正時代から昭和初期の頃にかけて、和洋折衷の独特な建築様式が現存する起雲閣一番の見どころとなるポイントです!!!
日本の伝統的な技法も用いつつヨーロッパの洋風建築したイメージした造りは、モダンな文化が開花した時代の優雅で洗練された❝大正浪漫❞の雰囲気を大いに感じさせてくれます(^^♪
窓の上部に取り付けられたステンドグラスが印象的なこちらの間は、玉姫の間に併設されたサンルームです。
NHKの朝ドラで平成26年(2014年)上半期に放送された『花子とアン』は、まさにこのサンルームでロケ撮影が行われました🎦
続いては「金剛」の間です。
暖炉の上部をよーく見てみると、♡♠♧♦の装飾が施されていることが分かります✨✨✨
この他にも金剛の間に併設されているローマ風浴室は必見です!!
このように随所に洋風建築を日本風にアレンジした独特な様式美を見学することが出来ますが、中には唐草模様の彫刻が見られる部分もあったりして、和洋折衷どころか、世界各国の文化を融合させた起雲閣恐るべし…!!って思いましたね!😳
和・洋・中含め全ての文化が合わさった熱海の名建築を、是非訪れた自身の目でとくとご覧ください(^^ゞ
…というワケで、起雲閣の紹介(見学編)でした~✨✨✨
最後はタイトルの締めと同じ文言で〆てみました!
って感じですが(笑)、起雲閣は外にも素晴らしい庭園がありますので次回は庭園編でお会いしましょう~^^
ではでは、またよろしくお願いします!
【起雲閣 基本情報】
所在地:静岡県熱海市昭和町4-2
開館時間:9時~17時(※最終入館は16時半まで)
休館日:水曜日(※祝日は営業)
12月26日~12月30日
入館料
大人610円、中・高校生360円、小学生以下無料
(熱海市民・団体・障がい者)
大人410円、中・高校生240円、小学生以下無料
交通アクセス
電車:熱海駅より伊豆箱根バス「起雲閣」下車徒歩すぐ
熱海駅より徒歩約20分
車:西湘バイパス石橋ICより国道135線など約30分
(※今回の記事が参考になりましたら、ぜひぜひみなさまの温かいサポートなどをお待ちしております(^^♪)
日本各地の美しい風景や素晴らしい観光スポットの数々を、まだまだたくさん紹介するつもりで頑張って書いていこうと思ってます(`・ω・´)その為に、みなさまの温かいご支援をいただけると幸いです!どうぞ、よろしくお願いいたします(*・ω・)*_ _)ペコリ