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kintone Design Magazine

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kintoneデザインチームのメンバーの、日々の業務や学びなどを発信しています!
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記事一覧

🛥️モーターボートチーム(kintone Design Team)の2025年の意気込み

こんにちは! サイボウズのkintoneプロダクトデザイナーのRisaです。 2024年の後半から、kintoneをいくつかの領域に分けてデザインすることになりました。 元々、エンジニアチームが機能ごとにチームで分担開発しており、デザインチームも 各エンジニアチームとのコミュニケーションパスを減らす 領域ごとにより深く機能を理解してデザイン検討できるようにする という目的で分担してデザインを行っています。 私の所属するモーターボートチーム(以下、🛥️チーム)は、おも

チームでデザインを創る、サイボウズのプロダクトデザインとこれから

どうも!サイボウズでデザインマネージャーをしているsakitoです。 昨今のデジタルプロダクトデザインの仕事は1人だけが生み出すモノではなく、様々なステークホルダーのニーズや、複雑なビジネス要件、技術的な制約など、多くの要因を考慮して作っていくものだと考える人や組織が増えました。 サイボウズのプロダクトデザイン組織でも「チームでデザインを生み出す」ことがとても大事だと考えています。会社の目指すべき先として「チームワークあふれる社会を創る」ことを企業理念に掲げているからこそ

【長寿プロダクトの進化】カラーパレット再設計への挑戦

こんにちは〜!サイボウズのプロダクトデザイナーをしているおごし(@ogoshi_cy)です。 最近はイベントノベルティグッズ制作記事を書いていましたが、普段はkintoneのデザイン改善や新機能デザインを行っています。 今回は、デザイン改善として行った「カラーパレット再設計」についてお話します。 1|カラーパレットを整理する理由十余年以上使われているkintoneは、デザイン側も歴史は長く、様々な検討がなされてきました。長い歴史の検討中に生まれた色たちは、時が経つにつれ、

フロントエンドエンジニアがデザインテクノロジストのお仕事をしてみた話

Design Stageではデザイナー・デザインテクノロジストを中心にデザインに関する各種ノウハウや取り組みなどを発信します。 こんにちは。サイボウズ24新卒フロントエンドエンジニアのsaku(@sakupi01)です。 弊社の開発新人研修には、「2週間、興味のあるチームの体験に行ける」というコンテンツがあります。 私はその一環としてkintone Design Systemチームにデザインテクノロジスト職能として体験に行きました。 今回は、新卒(フロントエンド)エンジ

kintoneのプロダクトデザイナーがStructured Designと向き合った話

こんにちは、サイボウズのkintoneプロダクトデザイナーのおぎしおです! 私は、サイボウズのプロダクトデザインチームの中で、主にデザインと実装をつなぎこむ「Structured Design」の部分に注力して、毎日お仕事をしています。 Freeform DesignとStructured Design「Structured Design」は、ソフトウェア開発におけるデザインプロセスのフェーズの話で、Freeform DesignとStructured Designの二つ

Central と Local モデルで進化するデザインシステムの拡張と戦略

こんにちは、sakito です。 現在、私はサイボウズでプロダクトデザイン全体の戦略を担当しています。その中でも、デザインシステムの活用とその促進は非常に重要なテーマです。 この記事では、デザインシステムを「Central」と「Local」という 2 つのモデルに分けて解説し、それぞれを活用する戦略について考察します。 デザインシステムの階層化デザインシステムは、通常、特定のプロダクトに結びついていますが、一つのプロダクト内でも、管理画面やユーザー画面など、異なる用途があ

デザインシステム運用の裏側:使う側から作る側へ

こんにちは、kintone Design Systemチームでkintone Design Systemというデザインシステムを開発している中川遼太郎です。 私はこれまでkintone開発チームでアプリケーションエンジニアとして機能開発に携わってきました。その中で、デザインシステムを活用する側として日々開発をしてきました。しかし、今年に入ってからそのデザインシステムを開発・運用する側に立場が変わりました。この変化を通じて、私は多くのことを学び、デザインシステムの重要性を理解し

iOSDC Japan 2024スペシャルノベルティのサイボウズサコッシュをデザインしました

2024年8月22日から8月24日に早稲田大学で開催される「iOSDC Japan 2024」にサイボウズはプラチナスポンサーとして協賛しています。 会場ではブースを出展します。 会場でスタッフが身に着けるおそろいのアイテム&スペシャルノベルティとして、今年はサコッシュを制作しました。 このサコッシュ制作の裏側をブログにしてみました! ※ノベルティ記事ばかり書いていますが、私はプロダクトデザイナーです。 1|制作経緯冒頭でも説明したように、「iOSDC Japan 20

kintone Design Systemのミッションと運営理念を公開

Design Stageではデザイナー・デザインテクノロジストを中心にデザインに関する各種ノウハウや取り組みなどを発信します。 サイボウズでkintone Design Systemチームのリーダーをしている白鳥亜美(@__amishiratori)です。 kintone Design Systemは利用者である、製品チームのエンジニアやデザイナーと共に協力して成長させているデザインシステムです。 多くの方々にkintone Design Systemの取り組みに共感し、

キャリア採用のデザイナーに聞いた、サイボウズの変わっているところ

サイボウズでデザインプログラムマネージャーとして採用周りを担当しているKazuMax(@ka3zu1ma10)です。 今回は、サイボウズにキャリア入社したメンバー6人に、サイボウズに入社して気になった「サイボウズの変わっているところ」を聞いて見てその内容をまとめてみました。 サイボウズの雰囲気について気になっている方に少しでも参考になればと思っています。 サイボウズの変わっているところデザイナーに優しい環境 サイボウズのプロダクトデザイナーはデザインに専念できる環境が整

製品チームとの連携で実現する“Federated”なkintone Design Systemの運営モデル

Design Stageではデザイナー・デザインテクノロジストを中心にデザインに関する各種ノウハウや取り組みなどを発信します。 サイボウズでkintone Design Systemチームのリーダーをしている白鳥亜美(@__amishiratori)です。 私たちkintone Design Systemチームは、Federatedチームモデルを参考にした運営モデルを運用して、デザインシステムを日々成長させています。 異なる専門領域や担当領域を持つメンバーが協力し合うこと

kintone Design Team で「チムビル」やってみた!

kintone Design Team でデザインプログラムマネージャーをやっているKazuMax(@ka3zu1ma10)です 先日開催したkintone Design Team での「チムビル」について紹介したいと思います。 kintone Design Teamとは?kintone Design Teamとは、kintoneのデザインに関わるプロダクトデザイナー、UXリサーチャー、デザインテクノロジスト、ライター、ローカライズなどのメンバーが集まったチームです。

try! Swift Tokyo 2024 に参加するので、サイボウズTシャツをデザインしました

※try! Swift Tokyo 2024公式Tシャツじゃないよ! 1|制作経緯サイボウズは『try! Swift Tokyo 2024』のスポンサーです。 当日はみんなでお揃いのTシャツを用意してイベント参加したいぞ!ということでTシャツを制作しました。 2|制作意図デザインしたTシャツです(シャツ生地は合成)。 Tシャツデザインの意図はこのような感じ。 今回のイベントでは、英語圏の方がたくさんおられるというアドバイスをいただいて、皆さんにメッセージが伝わるよう、

デザイントークンを『デザインの決定を開発チーム全体に伝えるための「方法論」』と定義した

サイボウズのkintone Designチームでkintone Design SystemチームのリーダーをしているAmi(@__amishiratori)です。 私たちkintone Design Systemチームでは、デザイントークンを『デザインの決定を開発チーム全体に伝えるための「方法論」』と定義しました。 kintone Design Systemの構築を始めて2年以上が経ちましたが、 デザインシステムやデザイントークンに馴染みのない人も開発チームにはまだいます