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ヨーロッパ的な本

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私の主観なのですが、ヨーロッパ的な本を集めました。
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#ナチス

予想を完全に覆す結末に衝撃を受ける「NSA」

<SF(7歩目)> 予定調和型のアメリカ・日本的でなく、ヨーロッパ的な結末に衝撃を受ける…

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読み応えありのブラックな本「ナチと理髪師」

<文学(142歩目)> 見た目はユダヤ人であるナチスに加担、ユダヤ人虐殺に関与する。 それ…

読書ノーツ
3か月前
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タイトルは長いが、章立ては素晴らしくとても良い作品「私はアウシュヴィッツと5つの…

<文学(139歩目)> タイトルそのままの内容ですが、「私はやつらのような動物になっては…

読書ノーツ
3か月前
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1936年のナチスに対しての熱狂から学ぶ「この夜を越えて」

<文学(115歩目)> 時代が大きく変わるとき、それは熱狂とともにやってくる。 この夜を…

読書ノーツ
5か月前
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空前の悪に対して命をかけた小さな抵抗「ベルリンに一人死す」

<文学(88歩目)> 空前の悪に対して命をかけた小さな抵抗から、21世紀を生きる私たちに…

読書ノーツ
7か月前
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法哲学や歴史を学ぶ「珈琲と煙草」

<文学(84歩目)> フェルディナント・フォン・シーラッハのエッセイは法哲学や歴史を学べ…

読書ノーツ
7か月前
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戦争犯罪の総括のしかた「コリーニ事件」

<文学(83歩目)> 戦争犯罪の総括のしかたを研ぎ澄まされた小説から学ぶ。 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ (著), 酒寄 進一 (翻訳) 東京創元社 「83歩目」は戦争犯罪の総括を新しい切り口で学ぶ、とても斬新な作品です。 フェルディナント・フォン・シーラッハさんの作品を一気読みしていて感じたこと。 これは、犯罪にかかわる様々な切り口の中で、刑事事件弁護士の視点で切り出す手法です。 私の読書の中での「犯罪もの」というと、「にわか」であることもある

現代社会の問題点が見えてくる「聖なる酔っぱらいの伝説」

<文学(67歩目)> わたしたちは「聖なる酔っぱらい」ではありません。(笑) 聖なる酔っ…

読書ノーツ
8か月前
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良質なタイムトリップ「嘘と正典」

<SF(41歩目)> 若いみずみずしい才能により、良質なトリップを楽しむ。 嘘と正典 小川…

読書ノーツ
10か月前
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20世紀の陰「トレブリンカの地獄」

<文学(38歩目)> ジャーナリストの視点でのアウシュビッツ(ドイツによるユダヤ人迫害)…

読書ノーツ
10か月前
9

究極の「ヤバい人」の登場を学ぶ「帰ってきたヒトラー」

<文学(21歩目)> 「責任を取る」って待ち望むことばですが、「他者を考える思考」が無い…

読書ノーツ
11か月前
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