見出し画像

【ボイトレ】軽いチェストボイスでのお悩み解消!息漏れを防ぐ改善エクササイズ紹介

元気を歌うボーカリストKOZYです!
「私ちょっと声が軽いんです」「息漏れしちゃうんです」という方は必見です。
女性の方で、息がすごく漏れてしまっていたり、男性のような重いチェストボイスではなくて、弱くて軽いチェストボイスの方の改善エクササイズを紹介します。


煌びやかな通る声に!軽い声や息もれ声になっちゃう人改善方法 地声ボイトレ


【軽いチェストボイス改善エクササイズ】声門を閉める


軽い声は、息が漏れているのが原因なので、それを閉めることが大切です。
声門は、基本的には完全な密閉にはなりません。

声帯を震わして、振動がおきて、空気が出ていくから声が出ます。
そして息がなくなります。

密閉していたら窒息してしまいますからね。
きちんとチェストボイスが出ていたとしても、息はなくなっていきます。

ただ閉鎖が弱かったり、開きやすい方は、閉める作業をしないといけません。
それでは、閉め方のエクササイズをしていきましょう。


【軽いチェストボイス改善エクササイズ】息漏れを防ぐエッジトーン(ボーカルフライ)

エッジトーンは、ボーカルフライともいいますが、これを出していきます。
エッジトーンは、ジリジリとした音です。

エッジトーンをなかなか出せない方は、音を下げながら出してみましょう。

「ア」の言葉で出していきますが、力を入れないことがポイントです。
そして、柔らかく出しましょう。

音を低くすると、出しにくくなりますが、しっかり出すようにします。

「ア」をしっかり発音するつもりで、低すぎて出ないときも、息だけ漏らすのではなくて「ア」の音を出そうとしてください。
この時のジリジリとしたエッジトーンの音まで持っていきます。

エッジトーンの音から出発して、音程を上げながら「あー」と発声してみます。

しっかり出れば、バッチリです。
いい感じで声門が閉まっているので、ちょうどいい振動ができているはずです。

【軽いチェストボイス改善エクササイズ】息漏れを防ぐ鼻腔に響かすエクササイズ

エッジトーン(ボーカルフライ)でも息が漏れてしまう場合、もう一つ改善エクササイズがあります。

「MI」という、Mの子音を使います。
これで、鼻腔、鼻にかけてみましょう。

MI MI MI 

母音の「イ」をしっかり発声します。
ポイントは鼻腔に響かすように「MI」と出します。

喉が多少上がっても大丈夫です。
ずっとやると、喉が上がって負担がかかるので、あまり長い時間はしないようにしましょう。

5トーンで発声していきます。

MI MI MI MI MI 

母音の「イ」はしっかり発音します。
低いところから、高いところまで、自分のキーに合わせてやりましょう。

そして、次に、カエル声で 「MI」と出して、空気が漏れていない状態の音を確認してください。
声門が閉まって、息漏れはしていないはずです。

今度は、母音の「イ」を「ア」に変えて、MIYAの言葉を使ってやっていきます。
MIYA MIYA MIYA MIYA MIYA

MIで声門が閉まった状態のまま、YAで母音を「ア」に変えていきます。
この状態をしっかり、体感で覚えてください。

この「ア」、声帯の閉鎖感覚えておいて

MIYA A A A A

とやると、声門が一度閉まっている状態から「ア」の母音で繋げていけるので息漏れはしづらいはずです。

まずは、エッジトーン(ボーカルフライ)の下の音まで持っていって、しっかりと「ア」という文字を発声しようとする。そしてそこから高い音まで持っていけるかどうか。

それができなければ、すこし喉が上がってもいいので、鼻にあててカエル声(アニメ声)でMIYA MIYA とやってみてください。

そうすると声門が閉まりやすくなって、チェストボイスの成分が多くなります。


煌びやかな通る声に!軽い声や息もれ声になっちゃう人改善方法 地声ボイトレ

YouTubeでは出来るだけわかりやすくポイントをおさえてお伝えしています。文章では伝えられない部分も多々あるので、まだ動画を見ていない方はぜひ動画を見ていただけたらと思います。

元気を歌うボーカリストKOZYでした!

初心者の方〜プロ志向の方まで、順序立てて楽しく学んでいただける『KOZYオンラインボイトレ基礎講座』はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


いいなと思ったら応援しよう!