炒飯犬🐾

本当のような嘘の話 嘘のような本当の話 何が本当で何が嘘か ネタが尽きない人生を送っています

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最近の記事

お風呂の話

私は余程疲れていたのか、風呂で知らない間にかれこれ2時間程眠ってしまっていたらしい。 「早くお風呂出なよ!」 という家族の声でハッと目が覚め、慌てて風呂から出る。 しかし、のぼせてしまってそのまま暫くリビングでダウン。 その後何とか布団に行きその日は眠りについた。 翌日 「昨日風呂で誰かに起こされて慌てて起きたんだよね〜」 と家族に話すも 「誰も起こしに行ってないよ?」 と言われた。 私は一体誰に起こされたのだろうか?

    • 私が書く文章について

      本当のような嘘の話 嘘のような本当の話 何が本当で何が嘘か ネタが尽きない人生を送っている。 ここに掲載される文章は、嘘のような本当の話であり本当のような嘘の話である。 何が本当で何が嘘か、実体験を元に書かれた文章も有れば全くのフィクションもある。想像しながら読んで欲しい。 嘘の話、時々実体験の話。 たまに何かの感想とかも載せる。

      • 事故にあった話

        長かった一週間もようやく終わり さぁ帰ろうとバイクに跨り数百メートル。 信号機のない交差点。 一旦停止側から車がこちらを見ていない! ああ…買ったばかりのバイクが…相手の車が… ヤバいと思ったわずか一瞬の間に、自分の身体の心配よりもそんな事が真っ先に思い浮かぶ。 そして ドーン と鈍い音と共にバイクは横転し、身体は宙を舞いボンネットに乗り上げる。 しかし、次の瞬間には何事もなかったかのように歩き出すのだから人間大したものだ。 アクション映画とか交通安全のスタントマンさな

        • 身体を売った話

          僕は高1の夏、初めて身体を売った。 当時5千円という安値で買われたが、僕の心を埋めるには値段なんて関係なかった。 ただ、僕の心を埋めるのに都合の良い相手が欲しいだけだった。 高校という新しい環境に馴染めず浮いていた事が僕をそうさせたのかもしれない。 あの日酷くセミが鳴いていた。

          銭湯

          深夜12時丁度、電車に飛び乗った。沢山の思い出を追い越しながら。 窓からの景色は黒々としている。それなのに何故か眩しくて暫くの間目を閉じる。 程なくして電車は目的の駅に到着した。 駅から少し歩いたところにある銭湯。 それが今回の目的地である。 元日深夜の銭湯は人がまばらで皆一言も発せず湯に浸かっている。 私は電気風呂に浸かる。ピリピリがなんとも心地よい。 そして私はそんな湯に浸かりながら、少ピリピリとした去年1年間を思い出す。後悔、反省、恥。泡のように現れては消えてゆく。

          流浪の月〜去年観た映画の感想の再録加筆修正〜

          文字だとスッと身体に入ってきたのに 映画になった途端 ベッドシーン、暴力シーン共に原作以上にしんどいものとなった。 迂闊に誰かを誘える映画ではなかった。(一人で観に行ってよかった) 原作未読で映画、そして予告しか見ていないと 「文(ふみ)=ロリコン」の解釈のまま終わってしまいそうだが 流浪の月は単なる「暴力」と「ロリコン」「女児誘拐」の話ではない。 原作では描かれていた 更紗(さらさ)の両親、そして家庭内描写。 あの親だからこそ、あの更紗な訳で それを省くのは少しもった

          流浪の月〜去年観た映画の感想の再録加筆修正〜