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100冊手放して残った2冊のこと

なんども繰り返してきた、買っては読み、手放すサイクル。
その何度目かのサイクルで100冊ほど手放しました。

何回もこのサイクルを繰り返していますが、
その何度目かの作業をくぐり抜けずっと残っている2冊
それについて書こうと思います。

「エッセンシャル思考」

最初に読んだのは10年以上前でした。
当時、本当に些末なことに時間とエネルギーを使い
それに気づかずにこの本を読んでわかった気になっていました。

その後、大げさでなく、何回も読んだビジネス書って
この本くらいかもしれません。

あえて線を引いたり、角をおらずに読んでいるこの本は
何度読んでも、まいど響く場所があります。

言わずとしれたビジネス界隈のベストセラーですが、
ビジネスだけでなく、人生の生き方のようなものも
考えさせられます。

100冊ほど手放してもなお、手元に残るこちらは
きっとまだまだ本質をつかもうとしている最中であると
思わされます。


「しないことリスト」

この本は買ったときのことも鮮明に覚えています。

◯◯しなくちゃ
と、いつものように「知識をインプットする」ために
関連する本を探して歩いていたときでした。

「しないことリスト」というタイトルに惹かれ、
必要だ(と思っていた)った本とひきかえに、
これを買って帰りました。

この世の中は、「しなければならないこと」で溢れている。
みんなが何かしら「こうした方がいい」と言ってきている。

肩の力の抜き方を痛快におもしろく、
そしてアカデミックに、でもゆるく語りかけるこちら。

疲れたとき、なんか頑張りすぎているとき、
さっと開くために、残しています。

結局、シンプルをもとめている

中心から四方八方にすこーしずつエネルギーを使うこと、
マルチタスクといったらいいのでしょうか
ふと気づくとそういうことが、まぁ多々あります。

自分にその時、必要なものが手元に残る

とどこかで聞いたことがありますが、
この2冊は地に足つけることを教えてくれているんじゃないかと
思っています。

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