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必要なものじゃなくて、欲しいもの~ほぼ日手帳

いろいろ手放したり
そもそも手に入れないようにしたり
しばらくそんな調子でした。

そのうちに
買うものは必要かどうかで判断する
ようになっていました。

そんなこんなでもう「物欲」は
ほとんどないかなって思ってたんです。

それに出逢って久しぶりに
欲しいから買う
ということをしちゃいました。

ほぼ日手帳ふたたび

noteをにぎわす「手帳会議」をするほどではないですが、ちまちまいろいろ書くのは好き。

ここ数年はお手軽な手帳を愛用しています。

100円の手帳をこんなにも使い倒して、
本当にありがとうございます、
といった感じなので、毎年不足感なし。

ところが、ひょんなことから見てしまった
ほぼ日手帳

手帳界隈の大御所といいますか
重鎮といいますか
わたしにはちょっと覚悟して使わねば
みたいな存在です。

というのも、何年か前に使い
途中でザセツしたりしていたからです。

まぁ、手帳にザセツもなにもないかな、
とも思うのですが
使い方のハウツー本のようなものも出ている
ほぼ日に対して、勝手にハードルをあげていました。

「かわいい」から使う

そんなわたしがほぼ日の旗艦店TOBICHIに
足を踏み入れてしまいました。

なんとなく気になって、
近くまで用事があったし、ついでに…
実際に手に取ってみたい

のれんをくぐれば(のれんはありませんが)
小さいけれどぎゅっとほぼ日感がつまった
なんとも言えない空間

カラフルなほぼ日手帳や文房具が並び
静かな活気が溢れる雰囲気
そして
とあるお客さんの会話から
自分がこの後買うことになるなんて…

「うわ~かわいい」
「実物はもっとかわいいね」
「手触りがいい~」
「かわいすぎる、毎日見られたら幸せ」
「迷うけど、これに決めたっ」

なにやら、かわいいの連発です。

事前にリサーチして決めてこられたと思われますが、実物はもっとかわいい、とおっしゃっています。とても幸せそうです。見てるこちらがほほえんでしまうほど。

必要かどうかだけじゃなくて
欲しいから買う


これも買い物だなって
なんか心を動かされてしまったのです。


ステキを基準に選びました

実は、実用性を考えて
ごくごく黒に近いネイビーに金色の/の入ったシンプルな表紙のHONを手にしていました。

※使うハードルを自分で上げていたくせに
 お店に入ったら買う気満々になっていた。

でもそのお客さんの「かわいい」という
素直な心の声といいますか
理屈じゃない直感といいますか
そんな声を聞いているうちに
ほんとは店内で目をもっていかれたものを
選びたくなってしまいました。

自分がいいな、と思ったもの
その気持ちにちょっとフタをして
「こっちの方が実用的かな」
みたいな選び方をしていました。

店内に足を踏み入れた時点で
ほぼ日のとりこになっていましたが
その方のおかげで、「100年以上前に生み出された日本のデザイン」というすてきなものを購入することにしました。
自分の声に素直になれました。


あらためて、ほぼ日の人気を思う

手帳界のレジェンド、ほぼ日。
果たして、一年間使いきれるのか。
わかりませんが、毎日これを眺められるのかと想像したらなんだか嬉しくなってきています。

たまにはこういう買い物もいいものです。


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