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ジャズと珈琲


どうも、かわうそです。
珈琲に関わる面白いイベントへ行ってきたので、その事について書こうと思います^-^


1月の初旬、京都メトロで開催された『ジャズ喫茶METRO』に行ってきました。



音楽とこの空間が1杯の珈琲をどれほどおいしくするのか という事を自らのテーマとし訪れました。

当日15時にメトロへ到着したが、大盛況だったこともあり整理券を貰ってから1時間後に入場。

メトロの重い防音ドアを開けると、いつもと変わらないのは薄暗い場内だけで、静かなジャズと程よい人々の声がきこえる。

それに、見なれたメトロの景観ではなく、ドリンクカウンターにずらっと椅子が並べられ、ステージ上に4名がけテーブルが2つ、ホール前から後方にかけても10程のテーブルと椅子が設置され、全ての椅子はお客さんで埋まっていました。

普段のような音楽を楽しむ空間ではなく、この日のメトロは街の喫茶店そのものでした。


メニューは3種類のブレンドとカフェオレ、紅茶などレパートリーは豊富。
喫茶を楽しんで欲しい、という気持ちが伝わる品揃えでした。あと、ウェイターの皆さん黒のユニフォームで統一していて品がありましたねぇ(^_   ̫  _^)

特別感のある素敵な空間。ここまでで、かなり満足度が高かったです。

でも、まだまだこれから。


メニューの中で1番深入りの珈琲を注文。価格は600円(うろ覚え)で、他の喫茶店と変わらない価格設定。

場内後方にある特設キッチンでコーヒーをドリップ。出来たてを持ってきてくれました。


黒服のウェイターさんがトレーに乗せて配膳してくれました。

ノリタケのカップが可愛いこと。
1回きりのイベントで器までこだわる徹底ぶり。

企画側のおもてなし精神が素敵でした。

そして、場内にかかるジャズはチック・コリアの名盤return to forever


おいしい、珈琲が美味しすぎる....。

この曲なら浅煎りの方が良かったかな?なんてもうほんとどうでもよくなるくらい美味しい。

可愛いカップと足が踊る音楽、薄暗い空間に暖かい珈琲....

これが幸福なのかと感じさせられる空間。
1人でこの時間を堪能しました。


次にカフェオレをおかわり。


流れるのは、アートブレイキーのモーニン


顔もニコニコしちゃいます、抑えられません。指も足も曲に合わせて動いてしまう。
この時間は音楽好きにとって形容し難い至高のひとときで、最高でした。


滞在時間は1時間程でしたが、かなり満足度の高い時間でした。


このイベント、珈琲を味わうというより音楽を聴くという感覚の方が強いと感じました。
それゆえ、クラブという音響が整った場所で珈琲という嗜好品を飲むことができる
そして、外と遮断されたアンダーグラウンドな場所で普段とは異なる楽しみ方ができた事が、来場者の満足度を最大に高める事が出来たのだと思いました。

音楽好きのための、音楽を楽しむ時間。

この経験はいい思い出となりました。きっと私だけでなく、この場にいた皆が思っているのでは無いかと思います。


冒頭で話した、今回のテーマ

音楽とこの空間が1杯の珈琲をどれほどおいしくするのか

という事についてですが、結果として

珈琲を美味しくさせる、という事は難しいけれど環境によって美味しく感じさせる事は可能であり、かつ満足度をより高めることができる
という事を体感した良い機会でした。


今後、私もこんな空間を作れるよう励みたいです。


最後に、いつも演者に当たる照明がこの日は珈琲に当たっていたのが印象的であの珈琲は輝いて見えましたね。すごく良かった。

あ〜楽しかった〜(*⌒▽⌒*)


それではまたノシ


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