「タイ・チー体験」と「多文化共生×防災」の2本立てでお届け！9月のコミュニティ・カフェ@大久保
こんにちは！CWS Japanの五十嵐望美です🍀
9月に入ってからも厳しい暑さがしばらく続いていましたが🥵🌞、ようやく秋らしくなってきましたね…！！🍂🌬️私自身も暑い夏はもうこりごりだったので、待ち遠しかった涼しい季節が訪れて、ワクワクしている今日この頃です🤩
さて、9月のコミュニティ・カフェ@大久保は、多世代交流のイベントと防災月間にちなんだ防災×外国人（多文化共生）を考えるイベントを行いました！今回はそのレポートをお届けいたします📩
多文化・多世代交流のタイ・チー（太極拳）体験
9月4日には、中国大連出身の新宿区内にお住まいで、中国舞踊・武術のプロである渡部さんをお呼びして、みんなで太極拳を体験しました！
太極拳で大切な呼吸法にはじまり、体幹を整える動き、歩き方にいたるまでいろいろなことを教えていただきました🧘ゲストの渡部さんは、毎日早朝には新宿中央公園に出かけて10,000歩以上歩くように心がけているということで、とてもパワフルな方でした…！！❤️🔥💪今回も中学生から８０代まで、とても幅広い年齢層の参加者の皆さんと一緒に、多文化・多世代で太極拳を体験することができました👏
多文化共生×防災について｜阪神淡路＆東日本大震災の経験から考える
9月18日のカフェでは、昼・夜ともに防災をテーマにしたイベントを行いました⛑️
昼カフェでは、「都市型災害と外国人」と題して、CWS Japanが日頃の活動で連携しているキリスト教教会ネットワークから「外キ協（外国人住民基本法を求める全国キリスト教連絡協議会）」と、初めてのコラボ企画を実施しました！そして、神戸からは、ゲストスピーカーに神戸学生青年センター飛田理事長が駆けつけて下さり、阪神淡路大震災の経験と今、コミュニティ・カフェ@大久保の取り組みについて、意見交換を行いました！
飛田理事長からは阪神淡路大震災の時に外国ルーツの人たちがどのような状況に陥ったか、それに対してどのような支援を行ったかなどの経験を共有していただき、その後参加者間でもさまざまな意見交換が活発に行われました。
そして、夜カフェでは「多文化共生×地域防災ケーススタディー」として、一般社団法人多文化社会専門職機構の菊池先生をゲストにお招きし、東日本大震災で経験した外国人被災者への取り組みから、今後の多文化共生×地域防災について参加者と共に考えるセッションを行いました。
菊池先生からは、日本の災害対策が外国人にはどのように見えるかなどをクイズ形式で参加者の皆さんに体験してもらいながら、東日本大震災の時に行われたさまざまな取り組みについて共有していただきました。
今回のカフェで集まってくださった参加者の皆さんの関心度合からも、外国人被災者に対する災害対応や防災意識は高くなっていると感じる一方で、いかにして地域防災に外国人の参画が得られるかは、現在も悩ましい課題であり、私たちも日々苦戦しています。
最も多様な国・地域から人々が集まっているこの大久保地域においても、多文化共生×地域防災をどのように進めていけるのか、引き続きこのような企画を行いつつ取り組んでいきたいと感じた１日でした。
菊池先生のnoteでも、当日の夜カフェについてご紹介いただきました！こちらからぜひご一読ください👇
10月のカフェ企画のお知らせ
通常、月２回開催しているコミュニティ・カフェ@大久保ですが、１０月はいつも以上にさまざまな企画や出店を予定しています！
なんと10月は4回もカフェがオープンします…！！（そのため、通常営業している第三水曜日はお休みとなります🙏）また、平日だけでなく、土日や祝日にもイベントを開催するので、普段参加することが難しい方もぜひこの機会にカフェにお立ち寄りください！
また、10月14日(月・祝)には毎年恒例行事となっている新大久保商店街振興組合主催の「大久保まつり」に、去年に引き続き出店することになりました🎉
今回もさまざまな地域・国の料理や小物を楽しめるワールド・バーザルを開催しますので、ぜひお越しください🌍🎪
（文：プロジェクト・オフィサー 五十嵐望美）
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