こども×chatGPT。楽しいウソをつかれる体験学習を早めにしとくと良いなと思った話。
今日は最近ニュースで見ない日はない、
世界で注目を集める対話AI
「ChatGPT(チャットGPT)」の話。
先に言っておくと、私はそこまで詳しくないですが、仕事で考えをまとめるための壁打ち相手にしたり文構成を考えるのにChatGPT(GPT-4)を使わせてもらってます。
chatGPTの記事でよく見るのが「こどもに使わせるべきか」論や求める正解を導き出すためのプロンプト(指示文)の書き方のコツ。
また反対に、これには使うな、といった間違った使用方法など。(個人情報は入れないとか店の検索とか、著作権を侵害した内容を使用しないとか)
そのあたりは得意な方々にお任せして、
今回は、こどもと遊んでみてよかったな、
と思ったちょっとした話です。
○ chatGPTに「日本昔話」を聞いてみた。
ある時、こどもと一緒にchatGPTと会話をしてて
こどもが何だったかの昔話について質問したんですね。
そしたら、こんな風に答えてくれました。
(noteに書くために新しく2つ聞いてみました。)
1.ころりんころりんと小さくなる「おむすびころりん君」が主役の「おむすびころりん」
ころりんころりんと小さくなっていくおむすびころりんくん。
それはそれで、かわいい。。。
もう1つ。
2.海人(あま)のお姫様との切ない悲恋を描いた「浦島太郎」
美しい海女のお姫様との切ない別れ・・・
なんかディズニーっぽい空気を醸し出してます。
○ chatGPTの知ったかぶりに“楽しく”気づく。
それまで聞いていたchatGPTからの回答は自信満々で説得力もあり、正しい(ぽい)回答ばかりだったので、こどもにしてみたら色々正解を教えてくれるかしこいAIという印象だったみたいなのですが、流暢な口調でもこれはさすがにだまされず。「知らない話も知ったかぶりで話すんだね」と。
それで、あ、こどもにとって結構大事じゃない?と思ったんですよね。
AIってしれっと流暢に嘘も言うんだな、という感覚を最初に養うこと。
知識が豊富で自信満々に話してもっともらしい正解を教えてくれるけど、絶対じゃないって知ってること。
まだ学習データが少ない日本の昔話についての質問は分かりやすく&楽しく知れるいい機会になりました。(ちなみによく聞かれる質問は学習が進んでるみたいで桃太郎などは、よく知られるお話を教えてくれました)
○ おまけ 技術の進歩がマイナスに働く。シュールでエキセントリックな誤翻訳絵本
そういえば誤翻訳を楽しむ本として思い出すのがこれ。
2019年のネット翻訳なんか微妙じゃない〜?な時代だからこそ生まれた作品。コンピュータと人間の言葉をミックスした誤訳だらけの日本昔話絵本「逃亡者おむすびころりん 日本昔ばなしRemix」。作者は美術家の 原倫太郎+原游 さんです。
日本語ならではのオノマトペも、ゆかいに誤変換されていきます。英訳も見ながら読み進むと、コラージュみたいで楽しいです。
そんなわけで、ChatGPTの攻略法がフューチャーされがちだけど、あえて騙されてみるといいかも?と思った話でした
ではは。
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