キャリアの振り返り(20代/3社)
ずっと転職活動をしているため、キャリアの振り返りをしているつもりですが、改めて『よかった点』『学び』にフォーカスしてみました。(10社の経験なので、年代別にします。)
【1社目: 半官半民の金融機関】
◾️日系(400名)正社員、名古屋
◾️研修インストラクター、一般事務
(県内の銀行行員向けの研修、見学会実施)
◾️学び: 人前で話すこと、マニュアル作成
(特に2011年からの仕事の一部のプロセスやシステムの研修に役立っています。)
短大卒業後、イギリス語学留学資金を貯めるため自宅から徒歩5分、学校推薦があっただけの理由で入社。(先のキャリアを何も考えていない)
テニスや登山サークルに入り、名古屋グランパスのスポンサーイベントに参加など素直に楽しかったです。『机拭き、お茶だし、仕事初めに振袖着用、社員旅行、バレンタインデーのチョコレートを買い出しとメッセージ作成』などは、当時から大反対派で苦痛でしたが、今思うと貴重な経験でした!
私は初の結婚以外の退職者で伝説の人?となったようです笑(名古屋は寿退職が標準!)
【2社目: 航空貨物代理店】
◾️日系(400名)派遣社員、名古屋
◾️自動車部品メーカー向けの輸出書類作成
◾️学び: 貿易の基本、航空貨物の業界事情
イギリス留学後、自信満々?でしたが、氷河期真っ只中。元々雑貨の輸入バイヤーを夢みていましたが、そんな求人はなく、雑貨屋でバイトをしましたが、仕入れは日本で完結と判明。販売は向いていない、お給料も低いため、英語系の仕事=貿易事務と決めて再度転職活動をしました。
事務系も1社目が特殊すぎて実務経験不足で正社員は全滅。貿易実務のスクールに通いアピールして、若さとやる気で派遣で採用されました。
ここからほぼ自動車業界のキャリアを辿ることになります。経済的な問題がある家庭環境や貯金も人脈がない中、仕事や可能性が豊富な東京へ行く勇気はなかったのですが、実際は自信がなかったためチャレンジできなかったです。
未経験、派遣社員のため書類作成がメインで苦手なルーティンワーク系で辛かったです。実家暮らしでも留学後で貯金がなく残業がなかったため、たまに週末に入力作業のバイトをしていました。
ルーティンワークでしたが、この経験は物流業者との交渉などでいまだに役立っています。
【3社目: 商社】
◾️日系(5名)正社員、名古屋
◾️営業事務(受発注)輸出、一般事務
◾️主に自動車業界向け。当時は特許有
◾️学び: 臨機応変な対応、営業的な感覚
念願の社員。偶然にも2社目の顧客で、新聞の小さな求人広告で応募。(新聞って時代が。。)
初めて客先(メーカー、代理店)とやりとり。
小さな会社のため、上司はopenに話をしてくれました。契約関係で揉め事があり、わからないにかなり興味を持って話を聞いていたので、多分自然と営業的な感覚を身につけていた気がします。
以前の投稿の通り、上司と取引先のおかげで仕事に対する姿勢が変わりました。
末端の顧客は、国内外の自動車メーカーで内装に使用されている商材で間接的に関われたことは嬉しかったです。契約の揉め事で売上をかなり失い将来に不安を感じたこと、海外代理店は日本語ができて英語での仕事の経験を積みたいため、イギリスへインターンシップ参加を決意し退職。
【振り返り(反省?)】
この記事を書くまでは、転職活動で会社数や在籍期間をカウントしていましたが、年代では考えていませんでした。
20代で3社は転職が普通になっている今の時代でもかなり多い!!留学後は24歳でしたが氷河期世代で正社員は名古屋という土地柄もあり本当にありませんでした。ちなみに今の時代も私の職種は名古屋には求人がありません。
数社、英語を使用する会社へ応募しましたが、若くて”少しだけ”英語ができても実務経験不足で不採用でした。今は経験者でも別の理由で不採用。本当に私ずっとキャリアに苦労していますね。
1社目で一般的なメーカーや商社で経験を積んでいれば、人生は変わっていたのかなと思います。若かったためか勢いと直感で進んでいました。
今は売り手市場なので、若い方は私のような思いはしないと思いますが、若くても将来を見据えてキャリア構築や海外留学やワーキングホリデーをした方が良いと思います。