見出し画像

『家に帰ろう 。』ふたりの歌

何故、どうして、どうしてなんだ、あぁ、
とどかぬ想いに気づいた時。
うつむいても、不安になっても、なお、 降り注ぐよ、温かい ひかり。

つたう涙、僕の頬に。握る拳、ゆれる背中。
独り泣いて、沈む時でさえ、涙見せちゃいけないなんて、
誰が言うの 。

絡まってゆく自分の感情に 縛られて、 頭を抱え ゆすぶっても。
答えなんてさぁ でてきや しないのに、ねぇ 。

いとも簡単に変わっていく、取り残されてゆく、僕は独り。
当たり前に出来ていたことが、ガラガラと崩れてゆく 。

つたう涙、僕の頬に。握る拳とゆれる背中。
独り泣いて、沈む時でさえ、涙見せちゃいけないなんて、
誰が言うの 。

目の前の一歩先に、なんで、なんでなんだよ、届かないのは 。
立ち上がれないよ、歩けないよ、
手を伸ばしても君の端でさえ、掴めないよ 。
今の僕には 。

『家に帰ろう。』
それだけでいいよって、微笑んでる、君は言うよ。

変わらぬように、いつもと同じように、励ますでも、甘やかすでもない 
君の瞳。

その笑顔に 救われるんだよ 僕は、
ただ、温かく そばにいてくれるから。

『家に帰ろう。』
がんばれでもなく、だいじょうぶでもなく、
それだけ言っては、微笑んでくれる、君がいるよ。

変わらぬように、いつもと同じように、励ますでも、甘やかすでもない 
君の瞳。

甘えたい僕に、よりそう君と、ふたり一緒に、落ちてゆかぬように 。
君のやさしさに 僕の未来をさがして ゆくよ 。
手を伸ばすと 感じるんだよ その青い空に。

いとも簡単に変わっていく、取り残されてゆく、僕は独り。
当たり前に出来ていたことが、ガラガラと崩去っても、
たとえ今は、くうを掴んだとしても、 諦めないよ 。

『家にかえろ 。』君と一緒に 。








最後までお読みいただき、ありがとうございました。

入院中の家族の気持ちを代弁してnoteに認めてみました。

タイトルのお写真は
泥棒猫 様 のお写真を使わせていただきました。
泥棒猫 様 ありがとうございました。






いいなと思ったら応援しよう!

パンケーキ
最後まで読んでくださりありがとうございます。 もしよろしければ、サポートして頂けると嬉しいです。 記事を書くための書籍購入に使わせていただきます。