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46才のミュージシャンが慶應大学受験を突然決意し、3ヶ月の勉強の末受かった話。3
前回まで
突如世界史にハマり、慶應大学受験を決意した私CUTT。ムンディ先生の動画と自己流の勉強法でなんとか学習を始めました。今週は受験勉強中かなり活用させてもらった学習マンガについて書きたいと思います。
マンガで勉強できれば最高じゃない?
僕は初期の「美味しんぼ」であれば、かなりの量のセリフを暗誦できるという特技(?)がありまして、このマンガセリフ暗誦力を活かせれば、だいぶ役立つのではと、いわゆる歴史学習マンガを探し始めました。
有名どころだと小学館のシリーズと角川のシリーズがあるようなので、どちらも最初の数巻を読み始めたところ、それぞれにやはり特徴や理念が感じられます。
僕には角川の作風が合うようだったので、5巻くらいからは角川シリーズ一本にして読み進めました。(ちなみに角川シリーズはKindle Unlimited読み放題で10巻くらいまで読めたと思います)
角川まんが学習シリーズ「世界の歴史」
学習マンガは1ページの中に必要な学習情報を網羅しつつ、且つマンガとしての体を成す必要があるので、限られた紙数の中、学習要素とストーリー要素を両立させるのは至難の業だと思います。
角川シリーズはマンガとして読者に感情移入させる要素もちゃんと担保されていて、そのバランスがかなり高い基準で取れているように思いました(偉そうですが)。
Kindleで購入したので(10巻以上は5巻ごとに一緒になった合本版がお得です)、部屋の電気を消してから寝る前にiPhoneで読む事もできます。
「ごろごろしてるように見えて〜実は勉強できてる〜🎵」
「眠くなってきたら〜片目ずつ読んだりする〜(目に悪い)🎵」
と、心の中で口笛を吹きながら読んでいました。机に向かう時間も大事ですが、こうやって隙間時間というか、休憩の時間も活かしていきたいところです。
全巻を読破するのにはそれなりの時間がかかりますが、出てくる用語の水準は早慶レベルを超えているものも多く、これを全部じっくり読めたら世界史めっちゃ強くなるのでは…!と思える内容でした。
今回は「美味しんぼ」ほど読み込めなかったので、セリフを暗誦するところまでは到達できませんでしたが…。
ゆげ塾出版のマンガ
Kindle Unlimited(Amazonの定額読み放題サービス)にも世界史関係の本はたくさんありまして、その中で見つけた「ゆげ塾出版」の世界史マンガシリーズにも、大変お世話になりました。こちらは通史ではないのですが、例えば
「ゆげ塾の マンガ 構造がわかる世界史」
は、受験勉強だけでなく大人の教養としても面白く話せる観点で書かれていて、絵も可愛くて大変おすすめです。そのほか「中国とアラブがわかる世界史」や「ヨーロッパがわかる世界史 上(下の刊行楽しみにしてます)」などもあり、それぞれかなり骨太な学習ができます。
マンガ以外にも、「3時間半で国際的常識人になれる ゆげ塾の速修戦後史 欧米編」なども面白く実用的で、また後に触れる事になると思いますが、年を越してからはゆげ塾の動画にとてもお世話になりました。
アプリもありじゃない?
隙間時間と言えば、入浴中の時間も活用したいところです。昨今の防水スマホはその点最高です! 湯船にゆっくりつかりながら、上述のマンガを読んだり、アプリで一問一答をやったりするのも楽しい時間でした。
これもゆげ塾さんが出してるアプリがシンプルかつめちゃくちゃ内容がよく、お風呂でも、トイレでも、ちょっとごろんとしたい時でも、時間があればやっていました。そして試験が終わった今でも、不意に開いてしまいます。中毒性というか、ついソリティアをやっちゃうみたいな感覚で。こちらも
「遊んでいるように見えて〜実は勉強してる〜🎵」
と心の中の口笛が捗りました。
次回の更新は
というわけで、ムンディ先生の通史を終え、角川マンガで補強し、ゆげ塾マンガとアプリで一問一答中毒になるという段階に至ったCUTT。次回は「AI先生」「初めての過去問」「願書提出!」について書く予定です。
よかったらぜひ最後までお付き合いくださいね!