頭を空っぽにする

昨日今日と、宮崎の神社を巡っている。

陽のあたたかさ
波音のやさしさ
岩の力強さ
滝の清らかさ
風のとめどなさ
土のやわらかさ
木漏れ日のあどけなさ
鳥のにぎやかさ
木々の懐の深さ

歩き、聴き、見て、触れ、香り、
いろんな感覚を、１つ１つ確かめていく。
１つ１つに声をかけていく。

意識しているのが
「身体の感覚を感じること」
「頭を空っぽにすること」

身体が緩むと
頭でっかちの癖も少し緩む。

身体の感覚を感じていると、
相手の思いを、ふと感じるような時もある。

一瞬、頭が空っぽになる。

いつもの癖で、頭が先走りはじめても

身体を動かして、感覚を味わっていると
巡っている感覚が蘇る。

迎え入れられている暖かさを感じる。

あまりに当たり前ながら
五感を味わうことは大切だ。

いつもとは違う土地に来ると
いつもとは違う人と話すと

新しい発見があったり
忘れていた感覚を思い出したり
心の底にある望みを思い出したり

いつもとは違う心の扉が開く。