野蛮な日記 12/28
先週、インフルエンザA型が僕以外の家族全員に感染し、そのための準備や対応でバタバタしていた。僕はどうしようかと考えていたが、うどんとヒガシマルのうどんスープの素などを購入し、うどんだけではなく、うどんスープを使ったおじやなどををつくれるように購入した。その後、家族全員が熱もなくなり、体がよくなっていった。家にこもっているときは、食事と入浴などで楽しみを持ってほしいと思い。パスタやオリーブオイル、みりんなどを買い足して食事を楽めるような具材を購入した。こういう時は、お互いさまなので、協力して乗り切ることが重要であると感じていた。インフルの療養期間が終わり、家族の元気な顔を見ていると安心と歓喜の気持ちであふれていた。
ようやく仕事納めに向かっていたところ、能登半島地震が起きてから約1年が経ったということに気付いた。また、阪神淡路大震災の復興が今年でようやく終わり、復興には多くの時間と労力が必要であると実感する。やはり、震災の現場というのは濃い霧の中の沼地にはまったかのようだ。何をすぐに対応しすればいいのか、その為に何が必要なのかということがわからない。また、街に会った人や店をどのように甦らせるのか、どのようば場所に住めば今後も街を発展できるのか、そのようなことも考えていかなければならない。震災から必要なインフラを守ることも重要だ。その為には災害を最小限にするための設計基準や施工基準が必要となる。しかし、あくまで基準であって完全に防げるものでもない。実際に大きな災害があるたびに設計の基準も変化している。今回の震災では、土工の考え方、特に盛土の考え方が変わる可能性がある。なので、震災の後にどのように復興していくのか。その考えや体制を整えることも重きを置き、今動いていくことが重要なのだ。震災の起こった事象を分析することと同時に基準が変わったとしても、復興への向けて動いていくことができる、そんな組織を創っていくことが重要なのだ。しかし、政府で組織するものではなく、Water Justiceのような、第3者の視点を持った組織が必要になると考えている。
能登半島の事象は直下型地震による地盤沈下や隆起を起こした近年で観たこともない地震だ。それによって、洪水や土砂災害などの二次災害の被害も大きいものとなっている。それを踏まえた復興というものは。今まで見たこともない、大きな時間と労力が必要となる。しかし、それを踏まえていかに復興していくのか。我々は考えていかなければならないのではないだろうか。