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第66詩 ベッドスペース

化粧も食べることも
何の意味も見出すことができなくなった

あなたを失い
私は誰の為に生きていったらいいのか
解らなくなった

私の気持ちは
未だに真っ直ぐあなたに向いていて

返ってこなくなった
恋の矢印に
私のこころは折れてしまった

飾った写真は捨てられず
過去のメッセは消せず

部屋に残されたあなたのシャツの
香りが消えぬことを願ってしまう

何もできない
何もできない

今日も私は
ベッドから出られず
布団の端に寝転がり
あなたのスペース ひとり分
空けておいて

あなたの帰りを待つことしか



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(挿絵はフリー素材です)

何に対しても依存体質です。
一緒に暮らすパートナーがいないと、ほんと廃人のようになってしまいます。
独り暮らしの時はパニック障害やら広場恐怖症やら、あらゆる精神の病を発症して、2階の部屋にいることも、狭いお風呂場に入ることもままなりませんでした。

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