
プライドだけ高くて自信のなかった私が、心を入れ替えたら難関大学に合格した話
はじめまして、大学1年生の藤咲かのです。
私は高校3年生の8月まで自分に自信がないくせにプライドだけが高くて、
自分の成績が上がらないのも誰かのせいにしたくなるような受験生でした。
それでも9月から考え方を変えて猛勉強した結果、
今では慶應義塾大学に通っています。
なぜそんなことが可能だったのでしょうか?
ここでは具体的な勉強方法ではなく、
受験生時代に経た考え方の変化と、
その重要なポイントについて書いていきます。
①母親に叱られた日🌧️
私の親は基本的に自由主義的で、子どもである私はあまり叱られたことがありませんでした。
それでも叱られたのは、私の進路に真剣に向き合ってくれていたからだと思います。
8月末、夏休み明けの試験を終えて結果を受け取った日のことでした。ひどい結果でした。
受験まであと半年というところなのに、
英語は41点。世界史も60点ほど。
親が不安になるのも無理はありません。
でも、母が叱ったのは点数についてではありませんでした。私の態度です。
いえ、勉強を怠けていたわけではありません。
毎日自分から進んで勉強していました。
それでも成績が伸びない。母が叱ったのは、
私が自分の問題点に真に向き合おうとしない姿勢でした。
②自分はスーパースターでないことを知る👸🏻
それまで、私は自分が完璧な人間でなくてはならないと思っていました。
美人で勉強ができて、スポーツもピアノもできるうえに愛嬌がある🧚🏻♀️✨
そんな人でなくてはと自分に信じ込ませていました。
そしてそうではない自分が嫌いでした。
なぜ成績が上がらないのかについて考えることは、私にとって酷なことでした。
自分が完璧じゃないということを目の当たりにするからです。
完璧であろうとすればするほど空回りし、完璧から遠ざかっていきました。
でも母は叱ることで、そのことを思い知らせてくれました。
それによって私はスーパースターでいようとしなくなります。
スーパースターじゃなくても良い、
できないことがあっても私は存在していて良い
ということを知ったのです。
③どん底からは這い上がるのみ
それからは自分の目標に向かって努力するのみとなりました。
周りを見渡せばそれまでその人の出来るところばかり見えていたものが、
案外みんなに苦手なものはあるんだと気付きました。
そして周りの目や他人の成績が気にならなくなりました。
自分のことに集中できるようになってからは、
努力しているのに成績が上がらない時でもしっかり問題点を直視して改善していきました。
その繰り返しが功を奏して、慶應に合格できたのだと思います。
④一番大事なのは切り分けて考えること🌷
大事なのは、問題点はただの問題点であって、
私自身の人格否定にはならないということです。
それまでは何か指摘されると私の全てがダメだと言われているように感じていました。
でもそうじゃないんです。
「勉強における問題点」「仕事における私の課題」は私の一部に過ぎなくて、
私の人格には何も言及されていません。
そこに気付くことができたとき、とても心が軽くなったのを覚えています。
皆さんの中に
「自分は完璧主義で、スーパースターじゃない自分なんて価値がない」
「なんでもこなせる自分でないと嫌だ」と思う方がいたなら、
この記事を読んでくれてありがとうございました。
あなたは完璧である必要はないし、
完璧じゃない状態で十分に価値がある。
そして完璧じゃなくて良いと思えた時、
本当になりたい姿を叶えられるのだよ。
そう伝えたいです。