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奈良みたらい渓谷 天川ブルーの川遊び

朝8時30分くらいに、目指す駐車場に到着。残りあと5台くらいのスペースが残っていた。いやあ、危ないところだった。

駐車料金は1000円。木で鼻を括ったような態度のおじさんが対応する。何を喋っているのかよくわからない。

駐車場からみたらい渓谷までは、遊歩道を20分ほど歩く。なるべく身軽な格好で、シュノーケルセットを防水リュックに背負い、ライフジャケットも身につけて歩く。

すぐ横が崖の狭い歩道を歩く。平坦な道で割と歩きやすい。途中、少し急な階段を登ったりする。帰りは、車も通る道で戻ったが、遊歩道よりもその方が早かった。

途中途中に、流れのない穏やかな水たまりがあって、人々が歓声を上げて遊んでいた。

みたらい渓谷はたくさんの人たちが、岩から飛び込んだり浮き輪でぷかぷか浮かんだりしてあそんでいた。

私は、足場の悪い岩場をスイスイと歩く兄を必死でおいかけながら、上流に向けて水たまりを探しながら歩いた。

だんだんと水が透明になってくる。

岩の上から、魚が群れになって泳いでいるのが見える。

穏やかな水たまりになっているところで水にはいると、すぐにたくさんの魚たちに会うことができた。

ウグイ、アマゴ、及川、そして鮎!さらに、一匹だけだったが、滝のようになった場所で、イワナが目前を通り過ぎた。

すごい透明度。そして水冷たい、、、

我々は、太陽の日差しで熱くなった岩で休みつつ暖をとった。

岩の上に大の字になって夏空を見上げる。ここは楽園だろうか。

ずっと暑い都市部で生活していたから、まさか寒いと感じるなんて、と、驚いた。

川の水は本当に冷たいんだなあ。

みんなが夏になると川遊びをする理由がわかった。最高の避暑だ。

みたらい渓谷の上流の水は透明、上から見ると、なんとも美しい、キラキラと光るグリーンブルーである。
仁淀ブルーとはまた違う、光をはらんだ優しいブルー。これを天川ブルーと呼ぼう。

身も心も天川ブルーにそまっていくような、そんな夏旅だった。

ゴープロで動画を撮ったので、早く映像をアップしたいな。イワナが撮れてるといいなあ。


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