#8 おうち英語。語彙を増やす方法
バイリンガル育児。
語彙の増やし方は英語も日本語と同じです。
まずは身近なものから覚えていきますよね。
コップ、朝ごはん、靴、靴下、おうち、玄関、お風呂・・・。
絵本や外出先で目にするものも覚えていきます。
車、信号、動物園、象、キリン、公園、木、鳥・・・・。
私はそれらをかたっぱしから英語で伝えるようにしていきました。
タイミング的には「日本語ではインプットできたかな?」と思えたら次は英語で!といった感じ。
でも、それを厳格に意識していたかといえば、決してそうではありません。
英語のほうが先にインプットされた言葉もたくさんあったと思います。
その「日本と英語におけるインプットできた語彙のズレ」がルー語になってしまう原因でもあるのですが、それについては、別記事で後日、配信させてください。
とりあえず、語彙数。それがふえれば、表現の仕方も豊かになります。
まずは身の回りのものから。
ちょっとずつでよいのです。
1日3語、英語でインプットしても100日で300!
私が試したのは「ことばからことばへリンクして増やしていく方法」です。
まず、多くの方が「英語カード」をお持ちかと思いますが、幼児向けのものだと「山」=「mountain」しかありません。そして、多くのお子さんのインプットがそこで終わってしまいます。
でも、「山」だっていろいろありますよね。
たとえば、「火山」は「volcano」。そのの写真やイラストには「溶岩」「灰」「噴火」がうつっています。
「山」→「火山」→「溶岩」、「灰」、「噴火する」。
このインプットがやがて「ヴェスヴィオ山 の噴火により一夜で消えたポンペイのお話」を理解する下地になります。※もちろん、こども向けに書かれた本。
英語で何かを知る、英語で何かを学ぶことができるようになるのです。
富士山について英語で話すこともできます。富士山は日本の「the highest mountain」と説明できますね。こうして、こどもは、「英文法」を勉強することなく、highではなくthe highestという表現を吸収していけます。
「ことば」は「ことば」につながる。「ことば」と「ことば」がつながると「センテンス」になる。そして「センテンス」と「センテンス」がつながり、「文章」になっていくのです。
知ってることばが多ければ、アウトプットもたくさんできます。
日本語だって「鳥」という言い方しかしない人はいませんよね。実際は、「すずめ」「つばめ」「鳩」「カラス」「きれいな鳥」「青い鳥」「大きな鳥」などと言い方を変えていると思います。でも、英語カードはたいてい、「bird」だけ・・・。
いえいえ、その先へいきましょう!ことばはリンクしながら覚えていくのです!
しかし、そこまでカバーした教材はなかなかありません。
大丈夫!家の中にあるものをかたっぱしから英語化してみてください。前半に書いた通り、一日3つでもいいんです。ちりも積もれば山となる。わざわざ高額の英語教材を購入するまでもなく、身の回りの物すべてが英語教材なんです。
いやいや、プリンさん、親が覚えられません💦という方も多いと思います。私もそうでした。その場合は、ペタペタ、ポストイットのようなもので英単語を張っていきましょう!
覚えたらはがしていけばいいのです、忘れたら、また貼ればいい。
まずは英単語。
たとえば、ここではわかりやすく日本語で記載しますが、
蛇口、本棚、お風呂、鏡、まくら、けしごむ、おさいふ、鉛筆削り、ガムテープ…などなど。一見、簡単なようで英語になった途端、パッとででてこないものが無限にあると思います。
ここに動詞をつけたら「センテンス」になります。
そう、「語りかけ」ができるのです!
※語りかけについては、別途、配信します。
ちなみに、私が運営?している商品開発部にてご購入いただける「人、動物カード」は「英単語を暗記するため」のカードではなく、「ひとつのワードからどうやって語彙力をつけていくのか」をイメージしていただくためのものです。
これは、ご自身でも作ることができると思います。
たとえば、各動物カードにはその動物を説明する3つの簡単なセンテンスがついています。
それにより、「象elephant」というたったひとつのことばから→ 「大きい」、「重い」、「鼻trunkが長い」、「草食動物だ」といったことばを覚えていくことができます。
どうしても、自分では作れない!興味があるから入手したい!という方は、以下、私のインスタグラムへDMでご連絡いただければご案内申し上げます。
では、次回はいよいよ「英語ができないママでもできちゃうずるい語りかけ」方法について配信いたします。
なお、バイリンガル育児関連の記事は無料公開するかわりに、モチベ維持のため、サポート形式をとらせていただくこととなりました。ご無理ない範囲で、応援📣していただけると、うれしいです。