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男の方が気が合うから、男性に囲まれて過ごしたい

女が集まると
どうしてああもうるさいのだろうか
 
きゃあきゃあ騒がないでくれ

それから
いない人の噂話で盛り上がるのを
やめてくれないか


自分たちが楽しいからと
訳の分からないところで
話をふらないでくれ


そんなことを思いながら
黙って仕事をしていた今日だった



さてさて
わたしがどうしても感じる
違和感がある


それは、
男性の方が
気が合う人がいる確率が高いということだ


社会人になって 
職場は、9割が女性という環境で
過ごしてきた
 

習い事だったり
どんな集まりでも 
同性同士というのは、自然と集まるように感じる


私はそういうときに、
一緒にいて気楽だな、と思うのは
男性なので
何も考えずにいると 
男性の集まりの中に混ざっている


何を話そうか、などと
一呼吸置かなくても
するすると自然に話せる


私にとってはそれが自然な状態で、
その環境を実現するには
ひとつ壁がある



そう、同性からの視線だ


私が私の心のままに
話しかけたい男性に話していると、
「気に入られてる」だの
「お似合い」だの
余計なことを言われるのだ


だけど、構わない

私が「友達」と感じる距離感の人は
その人たちだから


あなたたちじゃないんだ

自分が肩の力を抜いて話せる人たち

一緒にごはん食べたいって
思える人たち


自分がどんな人間だとか
何をしてきたかとか考えずに

ただ、今この時間を一緒に過ごせる
そんな人たちに
囲まれていたい



幼少期、小学校、中学、大学、
バイト先 

ふりかえると
その時その時で
気の合う男の子たちと過ごしてきた


社会人になり、
似たような人たちが集まるようになった

私は多種多様な集まりが好きなのに




私はこの人といると気楽
この人がちょっとおもしろくて好き


そういう感覚を大事にしていったら
男性に囲まれて過ごせる日は
来るのだろうか



  








 










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