こんにちは、母さん
鑑賞してきました。
※ちょっとネタバレするので、これから観るよ〜って方、ご注意ください。
山田洋次監督作品。
「こんにちは、母さん」
吉永小百合さんは、相変わらずお綺麗でした。山田洋次監督の作品には「マドンナ」の存在が多いですよね。
この作品は、どちらかというとその逆。(逆でもないか!?)
吉永小百合さんの新しい姿が見れたなと思います。
ぼやき王子の大泉洋。
会社での立場、妻との関係、娘(永野芽郁ちゃん)との関係に悩む、役を見事に演じてました!!
母「おばさんのようなパーマをかけた時」の台詞に、飲み物を吹き出すかと思ったけど。笑
それは…大泉洋は天パだからです!
話を戻して。
宮藤官九郎さんは、大泉さんの友達であり、部下である。
腹立つわーって思うくらい演技が上手で、さすがクドカンだなと思いましたよ。
(全部人頼みで、自分だけうまく行く人って、いますよね…)
自転車で缶拾いをする、おじさんは
1度は見た事があるような、路上生活の人。
ドキュメンタリー映画になったのか?と思わせるくらいの名演技でした。
人生は色々ですね。
実家に帰る時大泉さんは「こんにちは、母さん」って帰るんです。
そして、映画の中でのぼやく、歌う、ぼやく。笑
時には、大きな声で叱る、怒る。
子供を怒るシーンは、現実的でちょっと胸がぐわっとしました。
吉永さんが、歳を取る度に「自分の世話が出来なくなって、他人に面倒を見て貰う時がくるのかしら」という、不安を抱くシーンは食い入るように見た。そろそろエンディングが近づいてたのもあって、すっかり「こんにちは、母さんの」世界にどっぷりハマっていた。
古き良き、東京の下町が舞台で、懐かしい家具や部屋が登場するけど、話の内容は物凄く現実的。
山田洋次監督の作品は、心温まるだけじゃなく、現実的なんですよね。
そして、続きが見たくなる。
その後、あの親子達はどうなったのかが気になる。
いや、あの物語はあのシーンで終えたから良かったのかな。💭
ざっくりした感想ですが、3世代でも楽しめる映画になっています。
難しい話は何一つ無く、見終えた後に、どんな想いになるかは、人それぞれ。(年齢や、自分が置かれた環境によっても違うと思います。)
ほっこりなのか、おせんべいが食べたいなのか、共感して涙がポロっと出るのか、是非、劇場で見て欲しいです。
ここまで、お付き合い頂き、ありがとうございました。🍘
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?