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脱サラして農家になって2ヶ月。

2023年4月から岐阜県高山市で桃農家として働き始めました。始めるまで不安でいっぱいでしたが、そこから2ヶ月働いて感じていることを記事にします。


■始まるまでの不安

①お金、大丈夫かな?

前職は大手企業で働いていたため、収入も安定しており、福利厚生など将来的な不安はあまりありませんでした。
脱サラして農家となることで、収入減、将来へのお金の心配は、かなりありました。

②見知らぬ土地で、一人で大丈夫かな?

出身は愛知県、就職で三重県でしたので、岐阜県高山市は知り合いもいない土地で新しいスタートを切るには不安がかなりありました。実家との距離が近ければ、まだ不安は少なかったかもしれません。

③知識ないけど大丈夫かな?

農業に関しては、大学で農学部系でしたが「農業」についての知識はほとんどありませんでした。何を勉強していいか、どんな準備をすればいいのか、わからなかったので不安でした。

■2ヶ月働いてみて思うこと

①お金に余裕はないけど、不安はなくなった

収入が減ったので、お金に余裕があるわけではないですが、自然と不安はなくなっていきました。将来への不安がないというわけではないですが、独立してからどのように事業を成り立たせるか、どういう方向性にするか、など独立を考えるとワクワクした気持ちが芽生えてきます。

②一緒に働く方々(仲間)がいるから楽しい

まだ、新しい土地で友人はできていませんが、毎日顔を合わせる農園の方々がとてもいい人で、楽しく働くことができているので、なんの問題もありません。
私は、農業を始めるにあたり、「人」で選んだことがよかったと思っています。

③農業は、現場で学ぶことばかり

いろいろな基礎知識は、必要ですが、栽培技術に関しては、参考書や雑誌、ネットの情報より、現場で学ぶことのほうが重要です。わからない単語(病原菌や、農業用語など)は、メモして、後で調べれば何とでもなります。
意外と、農業以外のスキルや知識が活きることがあります。資格でもいいですが、好きなスポーツや、旅行といった関係のないことが、実は重要だったりします。農業に関係がないと思っても、自分の好きなことが農業で活かせることがあります。

■まとめ

以上、農家になって2ヶ月経って始める前の不安と今の状況でした。かなり不安はなくなっています。なにより、自然とのふれあいで、日々成長している植物を観察しているとストレスフリーで健康的に生活できている実感があります。
脱サラして、農業を選択してよかったと思っています。


私は、法人農家さんへ雇用してもらうことで農業を始めました。そのことについては、別の記事にまとめておりますので、下記をご覧ください。

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