「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に行き私の「源」を考えた
先日、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2024」に行きました。この写真祭は、表現手段としての「写真」の可能性を見据えるべくたちあげられたもので、毎年京都で行われているそうです。
私が惹かれたのは今年のテーマ。
「源(SOURCE)」です。
私は「源」というと、生命の誕生を一番に想起しました。それから何か水の音、潜った時の音に近いようなボワボワ〜ってした音を感じました。
写真表現について考えると、少し前は目の前の一瞬を捉えてカプセルに閉じ込めるようなイメージがありましたが、最近は時間経過を感じさせてくれるものや質感を表現するものと捉えることも増えました。最近の方がより感傷的にみているということでしょうか。
この展示では、写真表現の他にドキュメンタリー的な映像やビデオインスタレーションのような展示もあり表現の勉強にもなりました。
また、展示の会場・空間にも心奪われました。特に印象的なのは、京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)というちょっとした廃墟のような雰囲気漂う場所で展示されている、ヴィヴィアン・サッセン「PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990–2023」です。見て損はないと思います。
私は1日で、インフォメーションを含め4箇所巡りました。専用地図アプリを使い地下鉄と徒歩で巡りました。私のようにゆっくりお昼を食べてしまわなければ5、6箇所は無理なく回れると思います。5月12日まで開催です。
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