「マイナス」イオン
最近、Instagramでやりとりをしている友人がいる。
彼女は、ルッキズムに囚われていた。
『ブス』ということばの加虐性の強さ
わたしたち(彼女とわたし)は、ある1人の女性アーティストが好きな同年代、ということで共通項がある。
彼女のほうからフォロー申請があり、繋がった。
当初からハイライトで
自身のルッキズム思想が強いことともしそれがしんどく感じてしまった際には遠慮なくブロックしてほしい、という旨の自己紹介がしてあった。
ちゃんと目を通したが、どのくらいの程度なのかはあたりまえだが分からないもの。
わたしが不快になることはないだろうと、勝手に思っていた。
対象がこちらに向いていなくても
彼女はストーリーを頻繁に更新する人だった。
見ていくうちに、ルッキズムだけでなく完璧主義も強くあった。良いように言えばストイック、悪く言えば押し付けがましいな、と感じた。
わたしの胸がもっとも苦しくなったのは、彼女が息をするように、とはいかないまでもよく使う、
『ブス』
という言葉であった。
これを書いているいまも、この言葉を使っていることが嫌で仕方なくて、テキストにおこすたびにじぶんの心がひとつずつ、汚れていくような気持ちだ。
並びも、語感も、もちろん意味も、好きになれない。
いやだなあ〜と思いながら会話を続けていたものの、ある一言が決定打になった。
『よっほど造りが醜いのでない限り、ブスは努力不足と自己管理能力の無さ、自己肯定感の高さから出来ている』
こう彼女は言い切った。
会ったこともない、つい数日前に知り合った人間に、文字にして送った。
対象がわたしにあるわけではない。
彼女にわたしの顔写真を送り付け、それに対して評価を受けたわけではないから。
でも、彼女にその意図がなかったとしても、
もしかしたら相手は容姿について自信がなく、わたしの一言で傷つくかもしれない、という可能性は考えられなかったのだろうか。これっぽっちも、頭を掠めなかったのだろうか。
わたしに思い当たる節があるから、こんなにも傷つくのだろうか。図星だから、こんなにも心に、トゲのように突き刺さって痛いのだろうか。
ひさしぶりだった、容姿に関することで、こんなにも悲しくなったのは。いままであまり言われてこなかったこともあるが、病んだことなんてなかった。
ひさしぶりだった、暗闇の中で、布団のなかで、泣いた。涙が止まらなかった。
マイナスを浴びる、ということは
我が家では人をストレートに傷つける発言が飛ぶことは無いので、わたしがただそういう言葉に慣れていなかっただけかもしれない。耐性がないだけ。
だけど、マイナスのシャワーはこれほどまでにからだとこころに染み込んでいく、ということを彼女はすこし知っておいたほうがいいんじゃないかな、とわたしは思う。
家庭内の環境があまり良くない場合に、こどもに負の影響がおよぶことは、その最も基本の例である。
わたしはどう立ち向かうか
そう思えたとき、彼女も苦しんだ経験があり、今もなお、だれかから植え付けられたものを取り外せず、さらに首を絞め、苦しんでいるのだろうなと気付いた。
彼女は加害者のみならず、被害者であり、現行で被害を受けつづけている。
わたし自身のことを守るために、彼女をブロックしようかものすごく迷ったが、結局、そのままやりとりを続けることに決めた。
理由は、彼女がマイナスの言葉を発信するなら、わたしがそれと同等かそれ以上のプラスの言葉を発信して、すべて覆い包んで光に変えてやろうと思ったから。
あなたは、【メンタル強め美女白川さん】を知っているだろうか?
この話を思い出したのだ。
そうだ!!!!これだ!!!!!
他人を変えるなんて大層なことは出来ないんだから、わたしのために、プラスな言葉をいっぱい作り出して、その光でマイナスイオンからわたしの心のスキマを見せないように、入り込ませないようにしよう!!!!!!!と思い至ったのである。
あと、メンタル強化&回復には、ギャルの摂取を強くお勧めする。
なかでも、エルフというコンビを組んで活動している荒川ちゃんがわたしのイチ押しである。
心に疲れを感じた時には、YouTubeショートで荒川ちゃんを観る。
おもしろくて、可愛くて、メンタルまで癒して補強してくれる最強ギャルが荒川ちゃんをおいてどこにいる????
ぜひ、いちど見てみてほしい。
いつかわたしの投稿が、彼女や、noteを訪れてくれたひとのことを癒すことができたら。