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コーチングについて(自己理解プログラム修了後に考えたこと)
コーチングとは、
対話を通して、相手(コーチングを受ける人)の目標達成に向けた能力、リソース、可能性を最大化するプロセス
であり、必ずしもコーチがその分野の専門家である必要はなく
あくまでも答えは顧客の中にあるという考えのもと行われるものである。
私はこのコーチングを理解した上でなお、うさん臭さを感じている。
実際自己理解プログラムを受け、サポートをしてくれた人に対しては特にうさん臭さを感じないのだが、コーチという呼び方に生理的な嫌悪感を覚える。
特に年端のいかない人がコーチを名乗っているというのが
どうしても生理的に受け付けない感じがする。。
自分でやりたいこととして頑張っているわけだし、否定はできる立場にない
というのは大前提として。
ただよく考えると怪しいと感じない場合もある。サッカーチームでコーチやっています。という場合は怪しくない。指導者という理解をしている。
おそらくサッカーチームのコーチ
=もともと実績のある人or子供のチームの面倒を見る大人の場合が多く、導いていく役目を果たせると感じているからだと思う。
当然そのコーチ以上に才能を秘めた選手もいるが、世間的に見て一定以上の実績はあるだろうし、(子供のチームの場合)大人として人生経験等あり、信用に足ると感じる。
一方"プロ“のコーチが提供するサービスは必ずしも
顧客がやっていきたい分野に通じた人がコーチングをするわけではない。
もちろん対話の仕方や心理学などの知識、過去の事例からくる経験からして
一般人よりはるかにコーチングには精通している。
実際海外ではコーチングの必要性が認識されており、コーチング技術をもつプロが多様な分野で顧客が活躍できるよう活動しているとのことだ。
だからどちらかというと私の感覚が今後変わっていくべきとすら言えるのだが、人生経験でも、その分野における経験値でも自分かそれ以下の人を
コーチと呼ぶのはかなり無理がある。(と感じる)
特にSNSでキャリアコーチングのサービスが非常に多く出てくる。
彼らは若いベンチャー企業の人たちであり、意気揚々と人生を変えるコーチングを語っている。
私にとって信用が難しい①SNS広告で現れる②自分と同世代の人たちに
自分にない視座から問いかけをもらい、③コーチにとって未知の領域である分野で目標を達成していくというのは3重苦である。
ティーチングやコンサルティングとコーチングは違うものであり
自分の先を行く人がコーチを務める必要はないというのは理解した上だが
やはり安くないお金を支払ってサービスを受ける以上、客からすると先に経験を積んでからコーチにトライしてほしいと切に思う。
ここからは私の勉強不足の話。
コーチングにも種類があり、カウンセリングに近いもの、
日常生活を良くしていくライフコーチング、ビジネスコーチングがあり
今回の内容はライフコーチング(特に人生観に関わるもの)や
ビジネスコーチング(キャリアでのより一層の成功を目指すもの)についての違和感であり、
生きづらさを克服していく手助けをするという領域についてはコーチングの勉強(心理学の知見を活かした、相手を否定しない対話方法など)の知識が直接的に役立つと考えられるので信用に足るのではないかと思い直した。
なぜコーチングの話を書いたかというと
他でもない私が自己理解プログラムを受けた後に、コーチングをするしかないのではという心境になったからである。
もともと自己理解プログラムに興味を示すのは、心理学や哲学、宗教、スピリチュアル、オカルト、キャリア・人生観等の人間の内面に関わる領域に興味を持つ特性のある人たちと考えられる。
このプログラムを受けるということは
何らかのモヤモヤを抱えているはずであり、本来の価値観、得意なこと、興味分野を普段の事例から抽象化していくと自然と上記の領域にたどり着き、
同じようなモヤモヤを抱える人がいなくなるように、共感性の高さや人の内面への関心を活かしてコーチングをしよう!となるのは見えている。
事実コーチングを受けてからコーチングを始める人は見ている限り多そうだ。
一旦軽くやってみるというのは全然ありとおもうので、
実践に移されている方々には頭が上がらないのだが、
一旦一時的な気分でそうなっていないか考えた方が良いと感じる。
接客がつらくて接客がない仕事を探したらあまりに個人仕事で
またつらいという真逆吹っ飛び転職と同じ理屈である。
私は幸い??コーチングに興味はあるがそのうさん臭さをぬぐえず
仕事にすることはやめておいた。
めちゃくちゃ余計なお世話とも思うが自己理解プログラムを受けた人で
コーチングを仕事にしようという結論に至った方は一呼吸置いた方が良いのではという提案でした。