★ 目安箱 №0
はじめに
【 ★ 目安箱(めやすばこ)について】
「守る会」の整備活動は、前任の椎津七町会連合会の期間を含め、令和5年度で7年目になります。この間、城跡には常駐者はいませんでしたので、会員内には
「見に来てくれている人はいるの?
いるのなら何人ぐらい?
どんなふうに思われているの?」
という思いがありました。
思いばかりがモヤモヤする中、ヤスダ会計担当から
「アンケートをとろう」という提案。
「それはすばらしい!」と、Pe-。
頭はアナログ&ローテクなPeーですが、水たまりのように浅い IT リテラシーを駆使して、
「QRコードでフォームに入ってもらって、それを集計して…、あれ?
お金かかりそうだな。そもそもどうやるのか…」
などと妄想ばかりで時間が過ぎる中、アンケート内容の検討・作成からボックスの設計、施工、管理方法まであっという間に、ヤスダさんを中心としたメンバーで仕上げてしまいました。
令和4年のことです。
同年2月のアンケート初回収以降、令和5年12月までの反応は、
見学者数245名
アンケート回答数66名。
世間的には決して多いとは言えないのかもしれませんが、市内はもちろん、県内、東京、埼玉、愛知、大阪などから10歳未満~70代以上の幅広い年齢の方々が、実際に椎津城跡に足を運んで、アンケートに答えてくれました。
このことは、「守る会」にとって、驚きやら、感謝やら、やりがいやら、いろいろな感情を引き起こしたのでした。
夏はやぶ蚊に執拗に狙われ、冬は日陰で寒いはずのアンケート記入台で、見学者がアンケート用紙に記入している姿を想像すると、「守る会」としてはこれを受けているだけでいいのか? という気持ちが芽生えました。
なんとかアンケートに対する「守る会」の反応を発信する場がつくれないか? と、考えるようになり、模索した結果が、この仮想空間である「★目安箱」です。
ワンクリックで地球の裏側まで繋がることができる時代に、こんな遠回りで、繋がるのかもあやしい行いが、世の中の営みとしてどんな意味を持つのか? または持たないのか…。
「緩いコミュニケーション」となどという形容が適切かどうかもわからないまま、どこに着地するかは一切見ないようにして、
「とにかく表現する、伝えようとする」
をモットーに、いつか、アンケートに「★目安箱みたよ」などと書いてもらえる日がくることをおぼろげに期待しつつ、続けていければと思うのであります。
次回からは、アンケートに回答いただいた中から、ひとつづつ話題を取り上げて、少しだけ立ち止まって、考え、表現する場所にしていきたいと思います。
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