● 史跡椎津城跡を守る会
0.椎津しろあとラボへようこそ!
はじめまして!
椎津しろあとラボを訪れていただきありがとうございます。
ここは、千葉県市原市にある千葉県指定史跡椎津城跡(しせきしいづじょうあと)で活動する、史跡椎津城跡を守る会(以下「守る会」)の公認ウェブサイトです。
ここでは以下の内容の記事を月4回を目標に投稿していきますので、フォローいただければ、物凄いモチベーションにつながるのでよろしくです。
◆ おしらせ 「守る会」の活動予定や報告
▲ 物見(ものみ) 取材や調査の報告
● 城下町 椎津城周辺のその他全般
★ 目安箱(めやすばこ)アンケートへの反応
1.史跡椎津城跡
1-1.椎津城って?
戦国時代、現在の市原市椎津にあった城です。
「あった」ということは「今は無い」ことになりますね。
あるのは城の痕跡、成れの果てです。
今、我々が見ているのは「椎津城跡」で、「椎津城」ではないのです。
こういうものの見方をすると、なんか寂しい感じですが…
でも考えてみてください。城の周りは住宅街。高台になっていて、見晴らしが良いい場所。この場所だけ森として残ってきました。廃城してから400年以上たっています。良くぞ残っていてくれました! 奇跡的。
そして、この城は古文書に度々その名を現わします。武田氏、里見氏、足利氏、北条氏の勢力争いの場として。こういう城は千葉県内では非常に珍しいとのこと。
以上のような理由から貴重な場所であることが千葉県に認められて、平成29(2017)年3月7日に県指定文化財(史跡)に指定されました。正式名称は「史跡椎津城跡(しせきしいづじょうあと)」です。
1-2.駐車場が無い
椎津城跡は住宅地の中にあるだけでなく、周囲の道路は車では対面通行できない道幅です。もし対向車が来るような事があれば、直角に曲がる細い坂道を延々バックするなんてことにも…。
極めつけは、果敢にも車で近づけたとしても、見学者のための駐車場がない! 車では見学できない場所と言えるでしょう。
「なんて不便で不親切な!」なんて、城を見学しに来るようなロマンチストの皆様が、こんなことで怒ることはないと思いますが…。
万が一、魔が差して心のデビルがそういう思いに至らせた見学者がいらっしゃったとすれば、我々はこう説明します!
「だって、城なんだから近づきにくくて当たり前…」
徒歩でのアプローチを推奨させていただきます!
ちなみに自転車はアシストが無いとひたすら押すことに。
帰りは楽かもしれませんが…。
1-3.それでも車でという皆様に
JR姉ケ崎駅前周辺の有料駐車場に停めて、徒歩かバスの利用でお越しください。
バスは姉崎駅から「姉崎(別荘下)行き」か「長浦駅行き」に乗り、
「椎津宮下」で下車、八坂神社の裏に見える山が目的地です。
徒歩なら約1kmなので、大人なら15分程度でしょうか。
1-4.城跡の周辺でのお願い
よく耳にするのが「椎津城の場所がわかりにくい」というご意見。
我々も頭を悩ませているのですが、周囲には生活の範囲にやたらと地域外の人が入ってくることを気にされる方もいらっしゃるのも事実。
地元では観光地化しない程度で、見学者を許容していただいているといった雰囲気です。
ですからやたらと案内板を出していません。謎解きのように迷ってみるのも一興かも! という寛容な心で来城いただけると幸いです。
もしも、迷って、あからさまに地域住民からいぶかしそうに見られたら、ビジターであることを自覚していただいて、「椎津城を見学にきました」とお声掛けくださいね。
1-5.椎津城跡の中では…
椎津城へのアプローチは幾つかありますが、一番わかりやすいのは八坂神社の境内を進んで、本殿脇から裏に抜けていくルート。境内を抜けると正面に見える森が目的地です。
舗装されていない小径を進むとT字路に突き当たります。
左に進むと椎津城跡の案内板が右側に見えてきます。
そこが城の虎口(こぐち)です。この付近は個人の所有地を通りますので人がいたら挨拶程度はお願いします。
2.守る会
「史跡椎津城跡を守る会」が正式名称。
椎津七町会連合会から活動を継承して、令和2年に発足した会員15名の小さな民間任意団体です。
市原市教育委員会と協定を結んで年12回の整備活動を継続していますが、高年齢と人数の少なさもあって、他団体※と連携して活動を行っている状況です。
連絡先
Email:e.tamaru@outlook.com
※【連携団体】
姉崎を知る会
千葉県立姉崎高等学校「ふるさとを愛する会」
千葉県立袖ケ浦高校「ボランティア同好会」
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