還暦近くなって車の免許証を取得した体験 2 憧れの車
運転免許が取れたので、車を購入しました。
しかし、当初の想像とは全く違った車になりました。
当初は35万円ぐらいの中古車が予定でした。ロードムービーなんかでそれまで乗ってた車がへたり、立ち寄った中古車店で新たな安い車を見つくろって値切る、みたいなシーンがあるじゃないですか。なかったっけ(笑)。めちゃくちゃイキです。
しかし、教習所で痛感したのは、私はとても車の運転が下手な人だとうことです。元々運動神経の悪さには自信があるし若くないので覚悟はしてました。そんなことを差し引いても、車の運転は怖いものだと思いました。
免許を取った後、レンタカーにも乗ったし、試乗車も試しました。そして、結局、購入したのはスバルのインプレッサの最新機種でした。安全性能を私なりに調べて、日米のいくつかの機関のデータでスバルだと結論したからです。
それから数年後、介護を終了しマイカーライフも卒業しました。スバルの回し者ではありませんが、大きな事故を起こさなかったのは、インプレッサに搭載されてるアイサイトのおかげだと思ってます。小さなカスリ傷はいくつかあります。納車された当日、自宅の駐車場から出る際に左側面を擦ってしまいました。お約束ですね(笑)。
予算よりも大きな出費となりましたが、想像できない事態のもとで愛車は高く引き取られていきました。時期が、新型コロナの影響で新車が入荷できない真っ只中だったからです。35万円よりはお金がかかりましたが、破格のお値段でインプレッサのある暮らしを体験をすることができました。
補足
親の介護については言及したくないのですが、少し補足します。親は、正確には両親は一緒に老人ホームに入りました。夫婦対応の老人ホームの部屋は限られてて、自宅からは徒歩でいけないところになりました。私が車の免許取得を決心したのは、両親が老人ホームでの生活を初めてからです。免許を取り車を買うまでの間に、両親の健康状態は弱くなっていきました。
介護はいつ終わるかわかりません。もっと長く車に乗ると思ってました。
余談
インプレッサを買った後、たまたまテレビのワイドショーで「安全性でもトヨタだ」というような声が聞こえてきました。発言したのは有名なコメンテーターの玉川さんです。「自分の高齢の親が先日車を買い替えるのに、自分でも調べて安全性の高いトヨタの車にした。以前は安全性ならスバルだったが今はトヨタだ」という内容のことをおっしゃってました。ちょっと頭がクラクラしました。私は何を調べたんだろうと思い悲しくなりました。
しかし、それからしばらくして、たまたま同じテレビで、表示したデータの誤りを訂正する放送がありました。データの基準となるものが違っていたということでした。同じ基準にあえて換算するならスバルです。