アスリートでありアーティストであり
ここにとうとう、
〈クリエイター〉羽生結弦が爆誕しました‼
2024年9月25日、メンシプに一般公開に先駆けてとある動画がアップされました。
Twitterではもうそれが誰の何という曲で滑ったものであるかが判明していますのでそこはこちらでもオープンにさせて頂きましょう。
羽生君の「親友」の一人、宮川大聖さんの『ラストアンビエント』という曲でした。
内容を詳細には語れない現時点で語れることは限られるとはいえ、ある程度の感想は言えるので、ここで出せるだけ出し切りたいと思いましたw
まず初見(から3度見した後)の感想。
二つ目の伏字「○○○」は翌日答え合わせの様にセルフ引用でネタバラシしてるんですけど、この時はこれすら言っていいか分からなかったのです。
ここに当て嵌めるのは「ボカロ」。ボーカロイドです。
羽生君は〈おげんさんのサブスク堂〉でボーカロイドの楽曲が好きと言っていました。
実は私はここで羽生君がそう明かすより前に「絶対好きだよねー」という事をここでよく引用させて頂いてるMさんと話していました。
ですので、この動画を観た、ホントにホントに初見の時の感想はもうこれです。
MV(Music Video)❣
本当にこれなんですよ!
しかもボーカロイドの‼
Mさんとも話しましたが、今回の演技動画は羽生結弦が前面に出て来てはいないのです。意味が分からないかもしれません。要は、完全にこの動画は純度100%「宮川大聖作詞作曲のMusic Video」としての作品です。
羽生君自身、この動画の中では完全に“素材”と化しているのです。
これまでにアップされた〈Goliath〉〈アクアの涙〉初め〈RE_PRAY『地上を救う者~エストポリス伝記Ⅱ~〉諸々とは全く世界観が違います‼
これらは羽生君が中心に有って羽生君が造る世界を魅せるものたちでしたが今回の動画で羽生君が見せたかった世界は自分が演技してる世界というより、宮川君が生み出した歌の世界を羽生君は表現して見せたかったのですね。
「俺を観ろ‼」ということでは全っ然なくて、だからこそこの動画はMVなのです。このまま宮川君のMVです、って言っても全く、全く違和感も遜色もない、極上のMV❣
観れば観るほどあの楽曲の世界観に惹きこまれて何度も何度も繰り返し観たくなるスルメプロw
羽生君がどれだけ宮川君を大切にしていて、宮川君の生み出した楽曲を愛して、自分自身を素材にしてでも表現したい世界を現実のものにしてみせてくれたのか、という事。素晴らしき優しい世界。
世界一のフィギュアスケーターが“素材”になる世界がこの世に存在していたなんて…。
この動画がアップされて間もなく、作詞作曲したご本人の宮川君の動揺するツイートがTLを流れ、その後興奮真っ只中のツイキャスがありました。
アーカイブがありますので、ここに貼らせて頂きますね。
羽生君は親友の作った楽曲を誠心誠意表現しようとその世界観を丁寧に丁寧に作り込んで、それは自分自身の振り付けのみならず、伊藤さんに依頼して作られたお衣裳を纏い、動画撮影し、同時に権利申請をして返事待ちをし、なかなか応えが来ずにやきもきしながら待って待って漸く許諾が下りて即、編集を開始し、エフェクトをかけ、そうしてメンシプ先行にアップされたのです。
もう本当にこの作品、そう「作品」です、これは。
羽生君はこれまでというか、つい最近までは自分で自分の事を「アスリートでありアーティスト」と仰っていましたが、ここにこの度「クリエイター」という肩書が増えたのです‼
勿論もう既に、プロデューサーとしてもデビューしちゃってはいますけれども、こうして本気の作品を目の当たりにさせられると、言葉がありません。
さて。
この「クリエイター」とは実際はどんなもんやねん?
と思わなくもなく…。ちょっとググったら面白い記事が出てきました。
それによると「クリエイター」の定義とは〈自分の持っている力をアウトプットして、それを仕事にできるプロ」を指します〉だそうで、このジャンル内で当て嵌まるものとしては〈エンターテインメント系クリエイター〉になるのかなあと。
如何ですか。羽生君、めっちゃ嵌りますよね。
羽生君がyoutubeチャンネルを初めて、回を追う毎にエフェクトの掛け方編集の仕方がエグくなっていってるのは分かっていました。今回のはその流れの中でも多分3馬身位飛び越えた出来だと思います。その背景には、羽生君がプロデューサーとして作り上げた自分自身のICE STORYや様々なカメラマンさん達との交流(仕事)の中から、彼らの技術を目の当たりにして吸収した事も多々あったのだろうな、と想像しています。唯、普通の人は、目の当たりにしただけでは自分でどうこう出来やしないんですよ。それが出来てしまうのが羽生結弦という人だから。
そしてね、もうね、このスケーター(アスリート)&アーティスト&クリエイターを総称して言える一言をかの方が既に遥かずっとずっと前に命名されているんですよね。
職業:羽生結弦
野村萬斎さんが命名されたこの言葉が本当にピッタリで。
これ以上に的確な表現のものはこの先も見当たらないと思います。
個人的には萬斎さんとの対談等もまた是非、拝見したいなあという願望がありますね。
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勝手にアツく鬱陶しく語ってしまいましたけれど、メンシプ以外の一般の『羽生結弦公式youtubeチャンネル』登録者の皆様、予定では1か月後には一般公開になりますので、どうかメッチャわくわくしてお待ちくださいね‼