見出し画像

【旅行】新緑が眩しい!再びの長野/別所温泉〜美ヶ原高原〜諏訪大社 その②

その①に引き続きご覧いただきありがとうございます。長野/別所温泉から始まる2日目の旅行記をご覧ください!

2日目は宿にしていた別所温泉の玉屋旅館で朝食をいただいた後、家内と安楽寺にある国宝八角三重塔はっかくさんじゅうのとうへ向かいました。

八角三重塔はっかくさんじゅうのとうとは

安楽寺背後の山腹にある鎌倉末期に建立された唐様の塔で、昭和27年国宝に指定されました。八角形の塔では日本に残っているものとしては唯一の貴重なもので、一見四重の塔に見えますが実は三重の塔です。内部は床を張った内陣があって「金剛界大日如来」が安置されております。

玉屋旅館 温泉ガイドマップより

安楽寺へは玉屋旅館から徒歩10分程度の場所にありますから晴天も手伝って朝食後の散歩にはうってつけの距離です。北向きたむき観音を裏から入り、参道の階段を進み安楽寺へ向かいます。昨日の入場場所に到着して拝観料(300円)を支払い入場します。

入口、出口も趣きがあります

まず目の前にある経蔵きょうぞうを見上げて右側にある石段を進んでいくと朝の清々しい空気の中、どこか懐かしい風景が広がっています。

経蔵きょうぞう(上田市指定文化財)
石段の途中に並ぶお地蔵さん
アルフォート(ブルボン)が供えてありました
石段を上がってる途中で見下ろしたら
新緑がこんな身近にあることに感激
直立する木々達
樹齢不明ながら自分も年老いてもこういたいと思う

あれっ屋根が4つ見えるけど三重の塔?

見上げると見えてきた八角三重塔は鎌倉時代だなぁとなんとなく感じる荘厳な建造物。

見上げると歴史を感じずにいられない荘厳さ
ふむ一番下は“ひさし“ということでカウントしないようです
どっしりと安定感がある
内部には大日如来像が安置されているそうです
木組みで作られています
空へ突き抜けるようなイメージがします

美ヶ原高原美術館への道路はスパイラルだけど穴場かも?

安楽寺から宿に戻ったらチェックアウト。今日向かうのは昨日宿で決めた美ヶ原高原美術館です。そういえば随分と昔に行ったことがあるって方もいらっしゃるはず。

事前に宿の方から信州ビーナスラインもお勧めされました。宿から車で約1時間ほどです。

上田市から向かうんですがGWにもかかわらず道路はめっちゃ空いてます。後日調べたら二通りの行き方があり、カーナビに従って進んだ道は最短だけどカーブがキツい道だったようです。

天空の美ヶ原高原に着きました

ヘアピン約50ヶ所ある急激な上り坂を上がってようやく到着しました。驚くことに駐車場には車やバイカーの方々が大勢いらしてます。

車を駐車場に止めると目の前に素晴らしい眺望が広がってます。初めて来たので暫し景観に見惚れていました。ここは標高2,000mです。

右手に上田・菅平から奥には浅間山が見える
左手には冠雪の北アルプス連峰が見えます

美ヶ原高原美術館はラピュタの世界

絶景を観たあとは美ヶ原高原美術館に向かいます。入場料は1,000円です。ここは自然のなかに大小さまざまな芸術作品が設置された天空の美術館ですが、(私には)例えるならジブリ映画にあるラピュタを彷彿ほうふつさせます。

美ヶ原高原美術館は長野県の中央、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置し、北アルプスをはじめとする雄大な山並など360度の眺望と200種類以上にも及ぶ高山植物が魅力の日本一美しい高原といわれています。美ヶ原高原美術館はその地の一角に、1981年6月、箱根・彫刻の森美術館の姉妹館として開館しました。緑あふれる草原の屋外展示場に現代彫刻を中心に常設展示する、ユニークでスケールの大きい野外彫刻美術館です。屋外展示場のほか、室内展示場もあり様々なアートがお楽しみいただけます。

美ヶ原高原美術館HP

これからそのいくつかをご覧いただきますが、各々の写真にコメント、率直な感想を入れてます。他意はございませんのでご容赦ください。

題名:親指
これにリアルな指圧されるとどうなることか…
バファローでしょうか
今にも突っ込んでいきそうな迫力
サイですよね
うーーーん
どちらが石頭か…
北アルプスに向かって歩いていくみたい
ゾロゾロと続く群れを想起します
…と思ったら反対方向に進んでるようにも
ふっくらしたパンみたい🥐🥖🍞
一瞬、幽体離脱かと
なんか文字書いてあるって思ったら
”オーサカパンチ 雀に大砲”
”スズメ ヲ ウツノニ タイホーヲ モチダス”
雀はこの辺りにはいませんでした
尚、カラスの生息を確認しています
2,000mで生息するカラスってスゴイですね😄
階段を何か担いで大きな壁へ
人生さながらです😅
こじんまりした神殿だなぁ
間違いなくロバ
芸術的な土管どかんの組み合わせ
遊具ではありませんよ
羊の旅とのこと
大声で歌う詩人だそうです
どこに進むべきか将来を考えているみたいだ
美術館パンフレットの表紙のモニュメント
ビーナスの城ですがここは取り壊しで近づけず残念
左足はどうしたの?
ガンジーさんが地球をガン見してる
ガリバー旅行記を思い出しました
これは何でしょう…
えー巨大な振子?
巨大な球、これ受け止めてられるかなぁ
ちょっと遊んじゃいました^_^
躍動する人々でしょう
或いはNIKE エア・ジョーダンの集団


何度も体験したいビーナスラインの絶景ドライブ

初めての美ケ原高原は大半を美術館に費やして昼食抜きで滞在時間2時間15分と長め。お土産を買って車に戻ると帰路にある諏訪大社に向かうことにしました。諏訪までは楽しみにしていたビーナスラインです。写真撮りたかったのですが運転もあって残念ながら撮影できませんでした。

ビーナスラインは、長野県茅野市から、同県上田市美ヶ原高原美術館に至る全長約76キロメートルの観光道路である
長野県の茅野市街と美ヶ原高原をつなぐ、日本の代表的な観光山岳道路のひとつ。「ビーナスライン」の名は、沿道にある蓼科山の山容を女神に例えたことに由来するもので、蓼科有料道路霧ヶ峰有料道路を併せてよぶ愛称として1968年に公募で決定し、無料開放後も継続して使用されている。

もともとは、軽井沢上高地とを結ぶ大規模観光道路として計画された「中信高原スカイライン」の一部として計画されたもので、長野県企業局によって、有料道路として建設・運営されてきたが、1986年より順次無料開放され、2002年に全線無料開放された。中央自動車道諏訪IC中央本線茅野駅から蓼科高原八ヶ岳山麓、白樺湖車山高原霧ヶ峰美ヶ原といった高原の観光地を結ぶ。国道152号国道142号に連絡。八島ヶ原湿原駐車場(霧ヶ峰と和田峠の中間部) - 美ヶ原の区間は11月下旬から4月下旬まで冬季閉鎖される。
道路は大きく4区間に大別でき、茅野市街地 - 白樺湖間の蓼科高原エリア、白樺湖 - 車山 - 霧ヶ峰間の白樺高原・霧ヶ峰エリア、霧ヶ峰 - 落合大橋間の鷲ヶ峰・茶臼岳脇を通るワインディングロード区間、落合大橋 - 美ヶ原高原間の急勾配・最高所に至る区間と、それぞれ違う特徴を持つ道路で構成される。

Wikipediaより
霧ヶ峰高原で右折し諏訪市へ向かいました
美ケ原高原美術館HPより

感 想
写真がないのですぐ感想になりますが、言葉でお伝えできないほど過去有数の気持ち良いドライブでした。美ケ原高原起点のドライブは諏訪に向けて当然下っていくわけですがちょっと下ったと思えば上りになったり、山肌を縫うように走ったりと急激な坂という感じではありません、特に霧ヶ峰高原付近は天空の大地を走っているようで窓を開けると爽やかな風が吹き込んでこのままずっと走り続けたーいと思いました。

(ご参考)YouTubeにあったビーナスラインの映像をお借りします。よろしければ!


諏訪大社は一つじゃなかった…

約1時間ほどで諏訪まで降りてくるといつの間にか暑さを感じるようになります。諏訪市に来たらまずはここでしょうね、諏訪大社に初めて来ました。諏訪大社は4つの神社で構成されてるのも初めて知りました。今回訪問したのは諏訪大社上社本宮かみしゃほんぐうです。説明は不勉強ですみません!HPの引用に頼ります。

諏訪大社は社殿の四隅に御柱(おんばしら)と呼ぶ大木が建ち幣拝殿や左右片拝殿が横に並び、本殿を欠く等社殿の配置にも独特の形を備えています。中でも本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っています。また神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されております。
境内のほぼ真中に東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があります。本宮で最も大切な御社殿で、寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われます。軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、七不思議の一つに挙げられ、諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元にもなっております。
本宮最古の建物は四脚門で、慶長十三年(1608)に徳川家康が家臣大久保石見守長安に命じ、国家の安泰を祈願して造営寄進したもので、別名を勅使門とも言います。

諏訪大社上社本宮HP

深い緑に包まれた🌳を背にして鳥居がどっしりと構えてます。

時刻は15:00になり影が伸びてきます
神聖な森🌳の中にあります
本宮一之御柱(1)
本宮一之御柱(2)
こちらに神様がいらっしゃる

諏訪大社の後は諏訪湖にも行ってみました

海抜759メートル、湖周15.9キロメートル、面積13.3平方キロメートル。
四方を山に囲まれた諏訪盆地内に広がる、信州一大きな湖です。
諏訪湖畔には石彫公園(せきちょうこうえん)、湖畔公園が整備され、散策をするには最適です。

諏訪市HP
地殻変動でできた構造湖
日本で23〜24番目の大きさです
湖畔は陸との段差があまりない
諏訪でトライアスロンも開催されてるようです
水陸両用バスがありましたがタイミングが合わず
次回来たらぜひ乗ってみたいです!

帰りは渋滞で大変だったけど楽しかったよ〜感想へ

16:00ごろ諏訪湖を出発し帰路に着きました。小仏トンネルを通過するまでの渋滞は初体験でしたけどこれも経験だなぁ。ちなみにTVで見た三車線の渋滞は左側が一番早いことを確かめることもできました(笑)〜自宅到着 21:30

なかなか見ない山梨側からの富士山
〜中央高速道路〜

今回の長野旅はリピート、初訪問もありワクワクした旅になりました。連休で晴天率の高いGWは高速道路も混雑してるけど、それでも出掛けたくなりますネ。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
旅の旅行記は終わりにして次回は訪問したお気に入りのお店やお弁当を紹介していけたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?