AIとの向き合い方を考えてみた…
先日、現職に関係のある展示会のセミナーに参加してみた。「生成AIは人の仕事との関係をどう変えるのか?…」というタイトルだったが、目から鱗だった。昨年ChatGPTが発表された後、瞬く間に世界を席巻する生成AIだが、どのように向き合うのか興味があったからだ。ちなみにトップの写真は展示会に行く途中で撮ったもの、本文とは関係ありません(笑)
現在の仕事でのAI利用による変化
幸い現職においては昨年来、法令と税のレギュレーションの改訂でDXが急速に進み、社内の各種申請、取引先からの請求書はそれまで社内を「紙」で回付され私の手元に来ていたのが、データで回付されることに変わった。その結果、関係者間で社内申請をはじめ情報の共有が難無く行われ、時短に繋がり、実物書類の保存や過去の書面を探したりする手間にスペースコストの大幅削減が見込まれる。請求書はAIが読み取って処理内容を自動作成したものを人がチェック、修正することとなり人が一から入力作業するというストレスから解放されてきている。
セミナーで得た学び
セミナーは企業向けではあったが、大きなスクリーンで生成AIを使用した実演内容には驚いた。講師の方が目の前で喋ったことがタイムラグを感じさせないレベルでそのままテキスト(文字)となり、しかも誤字がほぼ見当たらない。また、私世代はGoogle検索もそうだが、単語(例えば 秋、有楽町、焼肉)を並べて検索しがち、ところが喋ったことをAIがそのまま理解して回答までしてくれるのだ。会話していると錯覚しそう(笑)
生成AIに対する質問の仕方、指示は単語ではなく自然な言葉で行ってよい。更には日本人は生成AIに対する指示(質問)は平均1回であることに対し、諸外国では最低4回指示(質問)することで欲しい正解にたどり着くことも実演され感心した。
生成AIを使いこなしていくためこれから身に付けるのは「問いを立てる力を養う」…ということのようだ。ちょっとビジネスぽい話しで自分もよくわかってないのでここでは生成AIを自分のアシスタントとして使うために生成AIへの指示(質問)の仕方を考えるということで理解しておこう。
身近なnoteのAIアシスタントで試してみました
■noteのAIアシスタントに質問
Q.日本橋が道路の起点となった理由を教えて
どうでしょうか。特に指示をしなくても一回の質問で項番が付されて構成も調整されて生成されました。私は無料の範囲なので更に深堀りしないけど、要約、絞り込みにより更に深堀した文章作成ができるようです。
大げさなタイトルにしたけど生成AIの可能性は広がっていくようだ。習うより慣れろということで頻度を上げて使い始めてみたい。