「独学」or「人に教わる」で迷ったときに考えること(2023/12/10)
先日の記事で、高価格を選ぶことの付随的な価値について触れました。
その数日後に、類似の話題でvoicyで頷ける話がありましたので、共有させてください。
こちらの三原学先生の放送、タイトル通りの内容のお話をされているのですが、その中でも、例えば何かについて学びたいと考えた場合に、独学をするのか、それともその道を究めてきた先人達に教えを乞うのか、という話をされています。
三原先生のお話の主なポイントを要約すると以下のようになります。
お金の最大の価値は時間を短縮することができること。
独学も不可能ではないかもしれないけれど、自分一人で行うには膨大な時間を要する。
既にその道を究めた人から直接教わる→自分の成長時間を短縮することができる。
独学ではなく先人に教えてもらう場合にはお金を支払うことになるが、お金を払う価値は【自分の成長時間の短縮】にある。
ここから先は私の考えです。
私が過去に受けた難関資格試験について、ネット上では「独学か予備校か」の選択で悩む方の話をよく見かけます。予備校に頼る場合、それなりに高額なお金を支払うことになります。例えば経済的に「明日食べるものも困っている」という状態の人でしたら悩む余地もないと思うのですが、そうではない人の場合、これもやはり「お金で時間を買う」こととほぼ同義だと思っています。
難関試験かつ競争試験の場合、「ある程度の勉強時間を積む」という以外に、「他の受験生との競争に勝つ」ことが求められているわけで、長年その資格試験について研究と検証を重ねてきたハウツーを持つ受験予備校の講師から戦術を直接教わるというのは、完全に独学をするより、合格までの時間を圧倒的に短縮することになると思っています。もちろん、お金を払って教わっただけでは結果は保証されるわけではない(=自分の努力も必要)ですし、独学でも短期間の受験で合格された方も多数いらっしゃるのも事実と思います。
ここで注意したいのは、「独学で短期間の受験で合格した」という方は、その資格試験に挑戦する前の段階での素養や勉強に対して積み重ねられた量が圧倒的に他の人より多い人だと私は考えています。決して楽して合格した訳ではなく、子供の頃からの人生トータルで見ると、勉強時間が多い人なのだと私は思っています。つまり、自分が凡人であったり人並みもしくはそれ以下の素養だと認識している場合は、お金を払って先人に教えてもらうほうが、自分の成長時間の短縮(短期合格)につながるのだと思います。
お金を使う場合、「価格」ではなく「価値」で判断すべきという考え方を知るようになってから、なんだか買い物の際の頭の中がクリアになり始めている気がしています。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました^^