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#13『自分を信じる』日本大学での4年間



肌の焼けるような夏が終わり

涼風の心地良い秋口になると
僕には思い返す年があります。


2020年


大学4年生となり、上からの重しが外れ
仲間と日本一を目指して走り抜ける
はずだった1年です。





高校を卒業し

念願だった日本大学に入学

もちろんハンド部へ入部しました。


期待に胸を膨らませるとは
ああいうことを言うのだと思います。

自分の未来に対し高揚していました。


しかし僕を待っていたのは
信じられないほど厳しいルールと
半端ではない上下関係


狭い部屋で同期全員と暮らす寮生活

自分のプライベートは皆無でした。





毎日早朝に起床して寮の掃除をし
日付が変わる時間まで先輩の身の回りの世話をするという生活

いままでとはレベルの全く違う
ハンドボールの練習。

全くついて行けず、ショックでした。


1年生の間は
毎日をただ生きることで精一杯だった
そんな記憶があります。

僕と服部の1年生時代


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