凡ミス撲滅!悪霊退散!!

テストのやり直し
テスト返却後「テストのやり直し」を課す。
・間違い直し
・テスト直し
・やり直し
これらの言葉を厳密に使い分けている
・間違い直し
例えば、ギョウニンベンを書くべきところをニンベンを書いていたら、ノをひとつチョイと付け足すかもしれない。
「を」と書くべきところに「に」と書いていたら「 → に」と書き直すだろう。
「、」と書くべきところ「「。」と書いていたら書き直すだろう。
手の絵に意図せず六本指を生やしたら一本消すだろう。
間違えたところだけを訂正する。
これが間違い直し。
・テスト直し
テストの間違えた付近を書き直し、次から正しく答えられるように備える。
これがテスト直し。
・やり直し
間違えた問題にはじめから取り組むこと。問題文を読み直すことからはじめる。次に同様の問題があっても答えられるように備える。正解のところでも部分点のところでも曖昧さを少なくする。自力でもう一度「やる」
これがやり直し。

テストの後にやり直しを宿題にした。提出物を確認していてビックリしたことを2つ
①(想定内)
途中の式も何もなく、模範解答の「結果」だけを移して提出。計算の結果だけ、方程式の解だけ書いてくるってかんじ。
T:これはやり直しでなく答え移しです。次への備えになりません単なる罰ゲームにすぎません。そんなことはもとめていません。私の書いた模範解答の出来の悪いコピーを見せつけられても困ります。あなた方に罰ゲームという体罰を与えているわけではありません。
②(想定外)
問題:次のうち〜はどれですか
生徒の提出物:ウウウ
解説しよう!
生徒の認識:テストのやり直しは「3回書きなおす」(多分漢字の間違い直しのときの指示)と言われた。
教師の感想:中学生にもなってカタカナの練習ですか?
笑笑www…わらってるばあいか?!!

凡ミス
やり直しの際、「何を間違ったのか、次への対策のため、自己分析しなさい」と指示する。
言語化は難しいと思うが、やり直すのだから自分をゆっくり観察するメタ認知の練習です。

生徒の認識
・取るに足らないミス。
・許容されるミス。
・対策も何もない。
・よくあること。誰でもあること。
・ヒューマンエラー、仕方ない。
・反省するに値しない。

教師の指導
・誰もハマらないところでやっちまったとんでもないミス。
・許容されないミス
・対策はお仕置きや罰ゲームのようなものしかないのか?注意不足を治すため壁面3年が必要か?
・よくあることでは困ります。ミスを減らす対策を至急考えてください!!至急です!

軽い気持ちで凡ミスなんて言葉使ってもらっては困ります。

すると次のテストから「ケアレスミス」と書いてきた。
テスト中にケアレスなんてありえない!
テストへの態度、授業への態度は最悪!と評価します。
「関心・意欲・態度」という評価の観点があるんですよ!!

言語化拒否勢との攻防はまだまだ続くよ。
自分の「やらかし」をおざなりにしていいと思ってんのかぁ!!「謙虚・反省」をどこに置いてきたぁ???
恥ずかしい自分を見つめるのが自分以外ってメチャ恥かしくないんか?
いつまでそこにいるつもり?
(オモチャ買ってぇ!の駄々っ子の相手か?)
言語化苦手勢との攻防も永い!!
個人によるところが多い。
個性だが、だからといってそのままにしておくことはできない。
攻防戦は持久戦
再提出の再提出もあり得る。
何度でも往復書簡。
「え?再提出したやんなぁ」
「あれでは足らん!」
「出したらええんちゃうの?再提出いうから提出したんやん」
「出すからにはええの出そうや。再提出は回数を数えているのではありません!」
メタ認知は個別指導に期するところが大きい。
譲れません!

失敗は成功のもと
教室は間違うところだ!

失敗して放っておくから「失敗」なのだ。
そこから何かを見いだして、新しく作り直すと「開発過程」となる。前途有望。
過程を大切にせず、結論、それも正解を求めるから思考が点としてしか存在しない。次元が広がらない。
上手くいかなかったら早々に撤退して無かったことにする。
撤退する勇気も必要だが、リセットボタンを押して「振り出しに戻る」をしてしまう。

途中の式を書いていても
正解に辿り着かなければ、全て消す生徒がいた。せっかく書いたのに。
正解に辿り着かなければ、全て無かったことにしてはじめからやり直す生徒がいた。同じ所で躓いたらどうするの?
学ばんなぁ。これは学力とはいわないんですか?

苦労は若いうちにしろ
失敗も若いうちにしろ
後悔こそ若いうちにしろ
リカバーも若いうちに学べ
言い訳は年寄りに任せろ

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