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この本を三十五年前の自分に読ませてあげたい。でもそれはかなわないから「君」にすすめる。

鴻上尚史さんの『君はどう生きるか』を読んだ。
これ、もうちょっと早く出会いたかったなー、とか笑って思いながら、でもいっかー、とも思う。
鴻上さんが若い読者に向けて、小気味よくわかりやすい文体で話しかけてくれる。
「君」を子供扱いしないことばで、対等に。

今日は八月三十一日。
多くの学校の夏休みが終わる日。
台風ラッキー、と思ってる「君」に、この本をすすめよう。
安全になったら、図書館に行って、借りて読んで欲しい。
まあ、この本じゃなくてもいいかもしれない。
借りて、ちゃんと「君」の手で返却して欲しい。
ちゃんと、自分の手で返すんだよ。

#8月31日の夜に

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