新聞歌壇掲載と『ほむほむのふむふむ』での紹介
嬉しいことがふたつありました。
ひとつは中日歌壇で掲載されたこと。
中日新聞中日歌壇3月3日小島ゆかり選
[世の中がどんなスピードでも君は自分の速度で袋詰めする]
評−スピード時代にも「自分の速度」を持つ君。批判ではない眼差しが新鮮である。
選者の小島ゆかり先生、ありがとうございました!
もうひとつは、今日明け方、NHKラジオ『ほむほむのふむふむ』で、私の短歌が紹介されたこと。
[アバターのわたしが母と喋りおり心は遠く彼岸へと泳ぎ]
紹介してくださった穂村弘先生、ありがとうございました!
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中日歌壇の歌は、たまたま立ち寄ったコンビニの店員さんのことを詠みました。
袋詰めを頼んだら、ゆったりとした動きで、まるで生卵をあつかうかのような丁寧さで入れてくださり、思わず見とれてしまいました。
もしかしたら、彼は世の中のスピードとはズレているのかもしれないけれど、その丁寧さはきっと長所にもなりえるのだから、大切にしていってほしいです。(←誰目線)
『ほむほむのふむふむ』は、びっくりしすぎて現実感ありませんでした。まさか、憧れのほむほむの口から、自分の作った短歌とペンネーム、月見だいふくの名が出るとは!
他者に自分の作った歌を解釈していただくというのは、不思議な体験で、同時に課題も見えてきました。
私は、自分の歌を、客観的に見る視点が弱いな、と感じました。
ちなみに、母は存命です。
夢がたくさん叶って嬉しいです。
『ほむほむのふむふむ』は、らじるらじる、という聞き逃し配信でこれから1週間の間、聴けます。
ゲストは歌人の笹公人先生。
私の歌は最後の最後に紹介されました。
お時間ありましたら、是非。
画像は一度撮ってみたかったクローバーと雨の雫。