俳句幼稚園3 10句 痩せ眼鏡
大いなる予感に惑ふ春怒涛
風死してやがて火星の記憶かな
推敲
風死して遠き火星の記憶かな
ほうたるに人魂ひとつ混ざりをり
籐椅子に祖父の帽子や忍草
糸瓜忌に十億万土濡らす慈雨
推敲
糸瓜忌の十億万土濡らす雨
翼竜の背に乗る夢の白夜かな
推敲
翼竜の背に乗る夢は白夜かな
痩せ眼鏡鎖骨を月に灼かれをり
ふくろふに遠会釈して業の森
星涼し煙草の切れた痩せ眼鏡
寒鯉は世界の秘密知つてをり
以上10句でした。
以前俳句コンテストに応募したものの落選句でございます。(ネットにも残ってないです)
かなりヘンテコでございます🙇
業の森は宮沢賢治の童話に出てくるんですがマイナー過ぎますね。
痩せ眼鏡は詩人のような名探偵のようは小説の主人公のイメージです😂
火星の記憶は人類火星由来説より(人間の体内時計は25時間で火星も25時間。宇宙船ノア号に乗って地球に来たのかな?)