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人と関わる中で大事なもの

人間、生きている中で悩みはつきもの。
その悩みは、大半が「人間関係」と言われている。

私は仕事柄、保育施設長として子育てやパートナーシップの相談、
カウンセラーとしても人間関係、自己理解や心の育み、仕事やプライベートのバランスや恋愛・婚活・妊活など、様々な悩みを聞く立場でもある。

そんな中、私も心理学や心理療法を学び、そしてカウンセリングの経験から人間関係や人生の悩み全般的に大事なことは、、、

  1. 自分を知ること

  2. 相手を知ること

  3. 未来のビジョンを知ること

これらが大事になってくる。


①自分を知ること

自己理解。まずは自分を知っていなければ、悩んだ時に、自分はどう思っているのか、どうしたいのか、どうなっていきたいのかがわかるはずもない。土台がなければ積み上げることができない。

人には個性がある。【個性】というのは生まれた瞬間に備わっているもので、自分が心地いいと思う環境や価値観、意思決定の傾向など。そして、育っていく上での【習慣的性格】という生まれた国、家族、養育者、周囲の環境や人(学校の担任の先生・友達など)など、生活していく中で関わり合い、知る、培う、身に付く、あるいは自分の意とは異なって変えざる得なかったりする性格。その上に、自身の【人生の経験や出来事】。この、【個性】と【習慣的性格の形成】と【人生の経験や出来事】の3つで、自分ができている。
だからこそ、人一人全く同じ人はおらず、生きる人生も、土俵も違う。

自分がわからない、そんな時は心のうちから自分が望むことが出てこない。それは幼少期なのか、いつの経験かで押し殺さなければいけなかったり、知らず知らずクセとなって自分の感情や思考にフタをする、ないものとすることが繰り返されていたこともある。そんな時はサポートが必要、と思ってもいいかもしれない。
必ず点と点が繋がっている。

②相手(他人)を知ること

特定の人との悩みであれば、その相手を。特定の相手ではない悩みであれば「他人」、それもなるべく大勢の人を知ることが大事である。
先ほど①で言っていた「人一人全く同じ人はおらず、生きる人生も、土俵も違う」ということを理解するためにも、自分との違い、それもたくさんあることを知ることは効果的である。

人はそれぞれの「認知」がある。概念・思い込みとも似ている。世の中には法的なもの以外、良い悪いという判断は難しい。むしろ、元々ないものだが時代の変化によっていろんな認知が増えている。SNSの普及によって、「〜でなければいけない」「〜であるべき」「〜したほうがいい」と言う発信やメディアによっての刷り込みもある。

自分の価値観や考え、未来のビジョン、自分が心地よく過ごしていく中のティップス(アイデアやヒント)として、自分の良いものを自分に取り入れる、生かす、引き出しを増やしていくことが大事なのだ。
それにもまず、①の自分を知ることができていなければ難しいが、人によってはいろんな認知を取り入れることで、自分の認知の偏りや歪みを知ることにも役立つ。

③未来のビジョンを知る

自分のなりたい未来、描く未来を知ること。そしてそこに向かうための方法や行動を知ることで、気持ちも前向きになったり、あるいは望みから自分を知ることもある。

人生の中で、選択・決断・行動が繰り返されている。知らず知らず繰り返していることもある。特に自分に喪失感や無力感を抱く時は行動することによって現状が変わっていくこともある。行動をするためには、未来を描き、そのための方法(行動)を知ること。



全ては繋がっている、繋がっていないように見えても、あとで繋がってくる。
自分の人生は自分にしか舵が取れず、自分が生きるしかないのだ。
せっかくなら、一度きりの人生、自分を知り、自分が心地よく過ごしたり、望む未来に励んでみることで楽しむほうがいい。
生きているなら必ず死がある。
始まった人生は当たり前ではないから、その意味と向き合って、おもしろがってみよう。



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