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海外旅行の前後に行って楽しめた美術館3つ

海外旅行に行ったときに現地の美術館を訪れるのが趣味です。
旅行から帰ってから日本の美術館に行くと余韻を楽しめます。旅行に行く前に行っても、予習になるので旅行が楽しめます。
私が好きな3か所を書いてみます。

国立西洋美術館(東京)

ヨーロッパ旅行に行く前/行った後に行くと楽しめます。
中世宗教画から現代絵画まで、ヨーロッパ絵画が幅広く展示されています。

みんなが大好きな印象派も数多く収集しています。
印象派のコレクションは見事で、どれも有名な画家ばかりです。
西洋美術館で、それぞれの画家の画風を頭に入れておくと、ヨーロッパで美術館を訪れた時に、ああ西洋美術館のこの人の絵だね、と分かります。

印象派が描かれたのは主に第二次大戦前です。この同時期に活躍した日本の実業家の松方幸次郎が現地で収集した印象派絵画(松方コレクション)が西洋美術館の印象派絵画の核にになっています。同時代だったからこそ、印象派の名品を収集することができました。
なお、松方コレクションの一部は、敗戦に伴いフランスに接収されたまま、いまもフランスに留め置かれています。

この美術館はとても気に入っており、近所に住んでいた時には、展示を暗記できるほど何回も訪れました。
入場料もさほど高くありません。

絵画以外にも見どころがあります。
建物の前庭で、ロダンの代表作3点を見ることができます。
また、建物自体も見どころの一つです。
ル・コルビュジェが設計した建造物は世界に数えるほどしか残されていませんが、その一つが国立西洋美術館です。

大塚国際美術館(鳴門市)

別記事にまとめました。

奈良国立博物館(奈良市)

奈良はシルクロードの終点と言われています。
日本の仏教は、飛鳥時代から奈良時代にかけて、シルクロードを通って伝わりました。中国や韓国、またインドなどに行ってから訪れると、現地の仏像と似た仏像があることが分かります。
また、日本に伝来してから、どのように仏像が日本になじむよう変化していったのかも分かります。

博物館のすぐ近くには興福寺国宝館もあります。阿修羅像や山田寺仏頭など、美しい仏像を拝観することができます。

おわりに

私がリストにした美術館のほかにも、国内には素晴らしいコレクションを持った美術館がまだまだあります。
日本にいても、海外旅行に関連するものを見て回ることで、旅行がさらに楽しめるのではないでしょうか。



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