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こだわるのをやめましょう。
少し前のBlogで、お腹の調子が悪くなり2ヶ月間動けなくなった話をしました。
その後、薬が効きまして普通の生活ができています。
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しかし、2ヶ月の間全く動いていなかった体は自分が思っていた以上に鈍っていました。
お医者さんの運動許可が出てからすぐに行った運動はウォーキング。
アトリエまでの1時間半程のウォーキング。
調子が悪くなる前は、楽しく歩いていました。
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ところが、2ヶ月後に歩いたその道程で体の鈍りを思い知らされました。
1時間も歩くと、もう足が棒のようになっています。
さらに腰の張りが大きく、少し走ると腰への衝撃が大きく走ることも出来ません。
体の全ての筋肉が固まっていて、衝撃を吸収出来ていなかったのでしょう。
本来なら、足首、膝など体全体を使って衝撃を吸収していたのが、足だけで歩くようになっていたのでしょう。
体全体の連動性を忘れてしまっていたのです。
これには正直ショックでした。
ここで、まず見直したのは靴です。
体調が悪くなる前は、当たり前に履いていたのは薄いベアフットシューズ。
でも、その時の状態では薄いベアフットシューズでは怪我をすると感じました。
体の連動性を忘れている状態では、負担が大きすぎるからです。
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だから、まずはクッション性のあるシューズに変更しました。
多少の衝撃なら吸収してくれます。
まずはこのクッション性のある靴で、短時間のウォーキングからリスタート。
自分の体で衝撃を吸収するのが理想ですが、連動を忘れた体なので、まずは凝り固まった筋肉をほぐします。
もちろん薄いベアフットシューズの方が理想かもしれませんが、怪我をすることのほうが怖いので、多少雑に歩いてしまっても腰に負担がかからない事を優先しました。
足裏に入ってくる刺激が少なく多少変な感じですが、腰への負担はなくなり、楽しく歩けるくらいにはなりました。
そこから時間を少しずつ伸ばしていきます。
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強度の目安となるのは、翌日に痛みが残っていないか。
翌日に痛みが残っていたら強度が高すぎ、怪我の可能性が出てきます。
ウォーキング後に多少張りを感じても、翌日に痛みがなければ、同等の運動を続け、強度に体を適応させていきました。
こうやって、強度と運動時間を調整しながら少しずつリハビリをしました。
はじめは歩くことに精一杯で余裕などありませんでしたが、歩くことに慣れててくれば、色々と意識できるようになりました。
今ではアトリエまでのウォーキングの往復やNo Shoesでのランニングができるほどに回復してきました。
私は薄いベアフットシューズが好きですが、今回は自分の体に正直にクッション性のある靴を選択しました。
それは怪我をして、ずっと歩いたり、走ったり出来なくなる方が嫌だから。
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ベアフットシューズが好きですが、信者ではありません。
ベアフットシューズで歩くことは、地面を感じ、体全体を使って歩けるのでとても魅力的ですが、それで怪我をするのは本末転倒。
私が感じたのは、ベアフットシューズに興味がある人や、始めてベアフットシューズを履く人は私みたいな症状になる可能性があるということ。
もし、ベアフットシューズを履いてその楽しさを感じたなら、是非無理をしないで下さい。
自分の体に正直にいて下さい。
痛みや疲労を感じたなら、休んで下さい。
そこで無理をしないから、またベアフットシューズが履けるのです。
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クッション性がある方が疲労は回復することもあります。
踵が上がっている方が、ふくらはぎの負担は減ります。
ひとつのモノにとらわれすぎず、体に正直にいて下さい。
それはあなたが楽しい事を続けられる一番の近道です。
そういう意味でも、裸足は素晴らしいですが、インソールも必要なのです。
最後は宣伝で終わります。