樹木同定始めるなら冬がいいんじゃない?
こんにちは、今回は木の話です。
お話しする事はタイトルの通りなんですが、
もし、樹木同定をはじめるなら冬に始めるのが良いんじゃない?という話です。
理由としては、
樹木同定は基本的に葉っぱを見て樹種を同定する事が多いのですが、
冬は、落葉樹の葉っぱが全部落ちているので、
冬に葉っぱが残っている木は、全部常緑樹だから。という単純な理由です。
お住まいの地域によって、植生は異なるとは思いますが、
冬になって近くの森の緑が明らかに減るような地域であれば、
その緑が減った分だけ、樹木同定の対象から落葉樹の樹種が選択肢から外れることになります。
樹木同定をやっていると、この葉は落葉樹の葉か常緑樹の葉か、
表面のクチクラ層の感じだったり、厚みだったりで、違いが分かってくるようになりますが、
自分が初心者の時は、その違いが分からず、
ただただ葉の形を見て、「これも似てる、、こっちも似てる、、」と樹木図鑑の落葉樹・常緑樹のページを行ったり来たりしていた記憶があります。
なので、特に初心者の方でこれから、木の事を知りたいなと思う方は、
冬の間に始めると、同定のハードルがグンと下がりますのでオススメです!
樹木同定で行き詰まったら、
私が運営している『みんなで作る木の図鑑』の
この木なんの木を使っていただくと、
木に詳しい他のユーザーが回答をしてくれるので、使ってみて下さい🌱
余談ですが、
ぱっと思い付く、個人的に見つけるとテンションが上がる常緑樹は、「チャノキ」です!
ツバキの仲間で、ツバキのような花が咲くのと、
葉っぱが厚くもっちりした印象で、質感もテロテロしているので、好きな葉っぱの1つです。
公園とかに植栽されている事も多いので見つけてみて下さい🍵