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秋の味覚 ぎんなん 下ごしらえの一日


 小粒でも、ぎんなんの味は家族を喜ばせるパワーがある。だから私は、殻付きの白い美しいぎんなんを見かけるとつい買ってしまう。
 しかし、やっぱりそうだった。
 固い殻。剥きにくい薄皮。
 料理で使えるように下ごしらえを始めると、思うようには進まないことに私は気がつく。ぎんなんは両掌に収まるくらいの量だが、手ごわい。

 15粒くらい殻を割って殻を剥いて、別のことをする。その繰り返しが午前中。しばらく水に漬けてから皮を剥く。これは午後からの活動。飽き性なので、作業は細切れ。ゆっくり取り組んだ。
 気がつけば、今日はぎんなんに向き合う一日だった。

 良いこともあった。ちょっとしたコツが分かったのだ。
 ◎殻を割るときは、タオルを敷く

 殻を割るときの力加減がよく分かった。
 中身まで潰してしまうことが減った。

 ◎皮を剥くときは、しばらく水に漬ける
 
皮が柔らかくなり、剥きやすくなった。

 これらの手応えは私の自信になった。
 次に活かそう!と思った。
 ぎんなんは私にとって少し近い存在になった。

このあと冷凍保存。料理で活躍します。

🍀日本食大好き「ごまと」が綴るひらめきnote
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