「全体ビュー」が1000回を超えました。
前回から引き続きの方。
そして、新しく読んで頂いている皆様、本当にありがとうございます。
まさか、まさかの「1000回」です。
本当に、感謝、感謝の気持ちで一杯です。
連載中だった「闇の承従 ヴォルフガング」が終了しました。
この作品は、「刀剣」を題材にしたものが書きたいと思ったのがきっかけです。
最初にイメージしたのが、「和」のテイストでした。
主人公であるナイウェルトも、元々は「夜武刀(やむと)」という名前でした。
けれど、上手く書き進める事が出来ず、途中で止まっていました。
そんな時、不足していた箇所に、ピースがピタッとハマる瞬間が訪れました。
それは、雑誌で「モーツァルト」の生涯を紹介した記事を読んだ時のことです。
ご存じの方も多いと思うのですが、「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」が本名です。
その、ドイツ語圏で古くからある男性の名前( ファーストネーム )に惹かれ、どういう意味なのかを調べました。
「ヴォルフ」は狼、「ガング」は道や旅という意味。
そこから、狼は夜をイメージするなあ。
それと一緒に旅をする……、「そうだ、闇を継ぐ者だ!」と、たどり着きました。
語源から、ドイツの歴史も調べました。
そこから、元の和テイストの設定を今の世界観に置き換えました。
結果的に、イメージしたものが伝わる作品になって良かったと思っています。
次に、現在連載中の「甦る雲盾のアマルティア」は、現代を舞台にしたバトルものが書きたいと思ったのが始まりです。
色々と調べていくうちに、あるキーワードが目に止まりました。
それが、「アマルティア」でした。
語源は、ギリシャ神話に登場するメスの山羊(ヤギ)。
その山羊は、クレタ島に預けられた幼いゼウスに乳を与え世話をしました。
死後、皮は盾(山羊皮を使用した防具全般でもある)とされ、「エイジス(イージス)」と呼ばれました。
その内容を読んだ時に「これだ!」と思い、アクセスが一番多い、1話「光の矢、アルテミス」が脳内で映像化されました。
最後に、前回「500回」と同じように「感謝の気持ちとお礼」を意味する犬のイラストを上部に掲載しました。
第二弾は、柴犬にしました。
表紙絵(イメージ)も含め「こういう形ですよ」という、頭の中にあるものが伝わるように努力していきます。
そして、それを読んで良かったと思ってもらえる作品作りを続けていきます。
これからも、応援よろしくお願いします。