人生100年時代の頚椎ヘルニア患者体験記 3
製薬会社で患者向けのヘルスケアサービス開発に従事する者として、私が体験したこの一連の『患者体験』を発信することで、同じく頚椎症で苦しむ患者さんやそのご家族の参考になればと思っています。
《前回から続きのお話》
地元の整形外科(クリニック)でなんともないと診断された私はその後も平日は多忙な日々、週末にはサーフィンをして過ごしていました。
でも、、、10月末になっても、、、なんか調子が出ない…
パドルやライディングに力が入らないんです、ほんと。
特に下半身に違和感がある。
症状としては痛みなどは殆どなくて、ちょっと手足が痺れるかな…くらいです。だからまぁ疲れが溜まってるのかな…とその時は考えてました。
正直、スポーツやってる人にしか分からない感覚くらいのレベルだったんですよね。日常生活の中では気付かない人が殆どだと思います。
でも今思えば、確実に症状は進んでいたと思います。特に足に脱力感があるので、もしかしたら実家に帰省した時にぶつけたお尻にヒビが入っているのかも?と思い、再度整形外科を受診し、レントゲンを撮ってもらいました。
その時も先生の診断は、
「骨は何ともないので大丈夫です。そもそもお尻をぶつけて手が痺れるって事はないよ」とのことでした。
今振り返れば「手足の痺れ」「足の脱力感」を訴えているのに、何故この医者はこの時点で首のヘルニアを疑わないのか?と思ってしまいますが、整形外科でも専門は多岐に分かれていますし、もしかしたら開業医なんてそんな感じなのかもしれません。(ちなみに私が住んでいる地域で最も流行っている整形外科で予約無しだと2時間待ちくらいのクリニックです)
まぁでも、地元で1番人気の医師に大丈夫。と言われたら、生活を変えようとは誰も思わないですよね。その後も私は忙しい日常と週末サーフィンを繰り返したのでした…
でも…それが結果的に良くなかった。あの時に正しい診断が受けられていてすぐに治療が出来ていれば…
To be continued…
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