ウチが大変だった現状

自分の子供が学校に行かない。悲しかった。疑問だった。焦っていた。私だけでなく夫も同じ気持ちだったようだ。怒りもあった。行きたくないからいかない。やりたくないからやらない、なんて許されない時代を過ごして私達は育ってきたと思う。
息子の学年主任に、子供が学校に行きたくない理由は主に4つあると教えられた。1つはいじめられている。2つ目は交友関係のトラブル。3つ目は先生が嫌い。4つ目は勉強が嫌。その先生に「○○くんはこのどれにも当てはまってないんですよ。学校に来たくない理由が分かれば対処法もあるんですけど…」と言われますます混乱した。
先生が分からないことを私達も分かる訳ないなー。そんな思いで毎日、毎朝格闘していた。
その学年主任の先生は息子の部活動の顧問でもあったため、息子の性格や学校での様子はよく分かっているようだった。
ある朝、遅刻の時間帯に車で学校まで送るのが日常になっていた頃、学年主任に言われたことは。「劣等感ですね」ということだった。またまた疑問だった。息子は何に劣等感を感じているのか?
息子は学業の成績は割と良かった。中1の頃に息子にスマホが欲しいと言われ、私達は学年末テストで5位以内に入ったら買ってあげる、という約束をした。息子の学校は1学年40名程の学校だったのでそれほどレベルは高くないが、息子はそのテストで2位になり念願のスマホをゲットした。運動面や部活動はそれほど活躍できるタイプではなかったが、友達といつもニコニコとやり過ごしているイメージしかなかった。何か深く考えるタイプでもない。息子にとっての劣等感とは何なんだろう?


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