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ウチが大変だった現状
不登校になった息子にとっての劣等感とは?当時は
分からなかったが、時が経つにつれて少しずつ分かってきた。おそらくクラス替えをしたことがきっかけである。息子の学年には2人の活発な男子生徒がいた。その2人とは小学校から同じ学校であった。スポーツ万能で何かと要領が良く、目立つタイプだ。だがその2人は小学校のとき常にクラスが別々だった。他の保護者曰く、「あの2人を一緒にしたら大変だよね、先生。」それくらい
ウチが大変だった現状
自分の子供が学校に行かない。悲しかった。疑問だった。焦っていた。私だけでなく夫も同じ気持ちだったようだ。怒りもあった。行きたくないからいかない。やりたくないからやらない、なんて許されない時代を過ごして私達は育ってきたと思う。
息子の学年主任に、子供が学校に行きたくない理由は主に4つあると教えられた。1つはいじめられている。2つ目は交友関係のトラブル。3つ目は先生が嫌い。4つ目は勉強が嫌。その先生に
ウチが大変だった現状
ゴールデンウィークを迎えた頃、息子は不登校になりつつも部活動の試合には参加していた。部活動のない日に、私たち夫婦はなるべく外出し楽しい休日を過ごさせたいと思って、息子と娘を連れてアウトレットモールでショッピングした。何かものを買ってあげればテンションも上がり、学校に行くんじゃないかと思っていた。
ゴールデンウィーク明け、相変わらず学校へは行き渋っていた。遅刻して登校し、保健室で昼まで過ごし早退
ウチが大変だった現状
学校の先生を交えての話し合いのテーマはもちろん、「学校を欠席している理由」であった。「何か嫌なことがあったのか?」「誰かに何か言われたのか?」という問いに息子の反応は首をかしげるだけで、これと言った明確な答えはなかった。
答えが見つからないまま話し合いは終わるしかなかった。とりあえず大人たちはみな、息子に学校に行くようにと励まし促すことしかできなかった。
その次の日の朝は登校したかどうかは記憶にな
ウチが大変だった現状
それは突然始まった。中学2年になった息子が朝、「頭が痛い、学校休む」と。とりあえず熱を測ったが特に異常は無かったと記憶している。私は当時新しい仕事に就いたばかりで、仕事優先というスタンスであった。「薬飲んで頑張って学校行ったら?」とか「熱ないんだから大丈夫じゃない?」などという声かけはせず、「ふーん、じゃ明日は学校行きなよ」と軽く休ませてしまった。